ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

ザテレビジョンドラマアカデミー賞ノミネート作品
101回(2019年4月クール)「インハンド」

101回(2019年4月クール)「インハンド」

TBS系 2019年04月12日~2019年06月21日 毎週金夜10:00-10:54

▽助演男優賞受賞:濱田岳
主人公・紐倉(山下智久)の助手で、優しく正義感の強い高家春馬(たかいえ・はるま)役。「主人公の魅力を支えた」と評価され、紐倉との抜群のコンビネーションに絶賛の声が集まった。最終回では、病に侵される演技で視聴者を引き込んだ。
【濱田岳 受賞コメント】
賞には今まであまり縁がなかったので、素直にうれしいです! 高家のことは、面白おかしく演じるのではなく、『真面目過ぎておかしく見えちゃう』部分を意識して演じました。
山下さんとのレギュラーでの共演は「プロポーズ大作戦」(2007年フジテレビ系※SPドラマは2008年)以来約11年ぶりだったのですが、本当の同級生と会った感じで、距離を詰める時間が必要なかったですね。ああ見えてアドリブでふざけるのが結構好きな人なのですが、紐倉はセリフ量も多いし、ふざけてはいけない役。そのフラストレーションもあるのかな?と思い、紐倉なりのちょっとした遊び心が出れば僕は見逃さないように拾って、代弁しようと思っていました。そうすることで、紐倉がちょっとでも血の通った人に見えるようにしようと。
2人のバディ感は、古風な夫婦みたいですけど(笑)、最終回には男同士の友情を感じていただけたんじゃないかと思います。菜々緒さんもこれまでと違う役に挑戦されていたので、そんな2人の間に挟まれ、一番自由に泳げるポジションでいられましたね(笑)。

▽助演女優賞受賞:菜々緒
主人公・紐倉(山下智久)に事件調査への協力を依頼する、容姿端麗、頭脳明晰なエリート官僚の牧野巴(まきの・ともえ)役。これまでの“悪女”の印象を払拭し、母親としての強さと優しさを見事に表現し、新たな一面を見せた。
【菜々緒 受賞コメント】
3度目の助演女優賞をいただいて、すごくうれしいです。牧野はこれまで演じてきた悪女とは違って、官僚として世のため人のために働いている人。病気の娘もいて、娘が入院している場面では、「もし私に子供がいたら、こういうときはすごく切ない気持ちになるだろうな」といったことを想像しながら演じました。
私にとって、母親役で子供との関係をじっくり演じたのは初めての経験でした。でも、牧野はもともと感情を素直に出す人だから、気持ちを乗せやすかったですね。そんなふうに科学ミステリーとしてだけでなく、ヒューマンドラマとしても楽しめる作品だったと思います。
キャスティングも素晴らしく、紐倉役の山下智久さんは、セリフ量が膨大で専門用語も多かったのに、本番ではほとんどNGなし。本当にすごいなと思っていました。高家役の濱田岳さんは、ムードメーカーとしていつも現場を明るくしてくれました。また、このトリオで続編をやるとしたら? ぜひやりたいですけれど、紐倉博士のセリフが大変なので、山下さん次第かな(笑)。

撮影=山下隼(濱田)/下田直樹(菜々緒)

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