ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第108回ザテレビジョンドラマアカデミー賞総評

2021年4月改編でテレビ業界に変化あり。東京キー局は10~40代のファミリー層をメインターゲットにすると発表し、若い世代を描くドラマが多く制作された。16年ぶりの続編「ドラゴン桜」(TBS系)は東大を目指す高校生の姿が感動を呼び、作品賞と阿部寛の主演男優賞を獲得。有村架純が助演女優賞を受賞した「コントが始まる」(日本テレビ系)や「着飾る恋には理由があって」(TBS系)は20代男女の葛藤を描き、同世代の共感を呼んだ。

また、主演女優賞、監督賞、脚本賞、ドラマソング賞、特別賞の5部門を制覇したのは「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)。坂元裕二の脚本で松たか子演じる主人公が別れた夫たちの間で揺れ動く様をコミカルに展開。永山瑛太が助演男優賞を獲得した「リコカツ」(TBS系)も笑いを盛り込み好評だった。

連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)は例年より約2カ月遅れで完結。「ドラゴン桜」や、「イチケイのカラス」(フジテレビ系)、「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)など漫画原作ものも根強く人気だった。

受賞一覧

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