ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第98回ザテレビジョンドラマアカデミー賞総評

7月クールは、キャリアウーマンと義理の娘の愛をコミカルかつ感動的に描いた「義母と娘のブルース」がスマッシュヒット。視聴率が初回11.5%から上昇し、最終回では19.2%を記録。本賞でも作品賞と脚本賞を獲得し、主演女優賞、助演女優賞、ドラマソング賞、監督賞で2位に。トータルで高く評価された。また、連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK総合ほか)が9月で完結。全156話の平均視聴率が21.1%と人気をキープし、ヒロインの永野芽郁が主演女優賞、その相手役を演じた佐藤健が助演男優賞を獲得した。
山﨑賢人が自閉症スペクトラム障害の医師を演じた、「グッド・ドクター」(フジテレビ系)も好評。山﨑は主演男優賞、小児外科医役の上野樹里が助演女優賞に輝いた。「義母と娘―」と作品賞5位の「この世界の片隅に」(TBS系)をはじめ、「透明なゆりかご」(NHK総合)、「トーキョーエイリアンブラザーズ」(日本テレビほか)など漫画原作が多く、多彩な作風をいかにドラマとして展開するか、アレンジの腕が問われた。
 ハンディのある主人公が多かったことも今回の特徴。「半分、青い。」の鈴愛は片耳失聴。「dele」の圭司(山田孝之)は車いすを使い、「この世界の片隅に」のすず(松本穂香)は戦争で片腕をなくす。何かを失った人たちが人生に向き合う姿を描き、感動を呼んだ。

受賞一覧

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