北原里英が地元でまさかのブーイングを受ける!?
9月24日に名古屋・日本ガイシホールで「AKB48グループユニットじゃんけん大会2017~絆は拳から生まれる!~」が開催。HKT48の荒巻美咲と運上弘菜によるユニット「fairy W!nk」が優勝を飾った。
昨年までは個人戦で行われていたが、今年はユニット戦として開催された「じゃんけん大会」。予備戦を勝ち抜いた48組がA~Dの4ブロックに分かれて戦い、各ブロックの勝者が1位の座とメジャーデビューを懸けて決勝トーナメントで激突した。
Aブロック
2015年の優勝者・藤田奈那を擁する「おかぱーず」や昨年2位の湯本亜美のいる「Dancing Cats」が集まったが、勝ち上がったのは「勝っても負けてもインパクトを残しにきた」というソロユニットとして参戦のSKE48・白井琴望。白井の応援席がモニターに映し出されると、白井推しのファンが皆パンダのお面をかぶっているという異様な光景も会場にインパクトを与えた。
Bブロック
ドラフト1期生の惣田紗莉渚と磯佳奈江のコンビ「いっそーだ」が各グループ注目の若手が集まった「ニコニコ」を破ってブロック決勝戦に進む快進撃を見せる。だが、最後は「fairy w!nk」の前に敗れ去る結果となった。
Cブロック
指原莉乃、峯岸みなみ、柏木由紀の3人ユニット「サンコン」が相手を次々に撃破、若手に道を譲ろうという本人たちの意に反して(?)若い芽を摘みまくる。だが、ブロック決勝戦でNMB48・村瀬紗英と矢倉楓子のユニット「ふぅさえ」に負けると、指原からは「(負けて)正直、めちゃめちゃホッとしています」と本音が。
Dブロック
9人でユニットを組んだ「栄6期生」が熊崎晴香、山田樹奈、日高優月の継投策でブロック決勝戦へ勝ち上がり、北原里英、宮崎美穂、大家志津香のユニット「kissの天ぷら」と対戦。地元・名古屋のユニットということで「栄6期生」に会場から大きな声援が送られる一方、愛知出身の北原がいるにも関わらず「kissの天ぷら」はヒール扱いされブーイングが。しかし、「kissの天ぷら」が勝利を収め、決勝トーナメントへ駒を進めた。
決勝トーナメント
決勝トーナメント初戦は白井琴望と「fairy w!nk」が対決し、「fairy w!nk」が勝利。続く「ふぅさえ」と「kissの天ぷら」は「ふぅさえ」が勝利を収めた。そして、2人組ユニット同士の戦いとなった決勝戦は「fairy w!nk」が勝ち、メジャーデビューを獲得した。また、決勝トーナメントに進出した他3組は、同シングルのカップリング曲を歌うこととなる。
大会後コメント
運上弘菜(fairy w!nk)「前から“笑わないアイドル”を作りたいって劇場公演のMCでも話したことがあるので、現実になって本当にうれしいです」
荒巻美咲(fairy w!nk)「今ある48グループの楽曲だったら、『残念少女』とかカッコよくてクールな曲がいいなって思います」
北原里英(kissの天ぷら)「(ブーイングを受けたことについて)誰にでも親がいるんだよってことをみんなちゃんと考えてほしいですよね。しかも、きょうに限っては(親が)会場にいましたからね!(笑)。悪者もいた方がいいんだなって、今回感じました」
白井琴望「SKE48の先輩たちも「応援してるよ」って言ってくださったり、SKE48の私以外のメンバーのファンの方も、私のカラーの赤白のペンライトを振ってくださって、すごくうれしかったです」
村瀬紗英(ふぅさえ)「ここまで楓子が連れてきてくれて、決勝で負けて悔しかったのですけど、『M-1グランプリ』でも“2位が一番売れる”ってジンクスがあるので、ここは『ふぅさえ』が今回一番売れたいと思います」