マンモス級のスター=マンモスターを発掘する「関西発!才能発掘TV マンモスター+」(MBS)から生まれた男女15人組のダンス&ボーカルグループ・Re:Complex(リィ・コンプレックス)が、関西エリアを中心にじわじわと注目を集めている。15人全員での歌唱曲はもちろん、男女それぞれに分かれたユニットや選抜メンバーによる楽曲など、大人数グループならではのさまざまな構成で展開する幅広いパフォーマンスが魅力。そんな彼らが、3月21日(水)にシングル「One & Only」でCDデビューを果たす。これを機に、メンバーの中から長澤翼、森下翔、森下真帆、辻内祈、南埜巴那の5人に話を聞いた。
それぞれの思いを胸に“マンモスター”オーディションに応募
──グループ結成のきっかけになった「関西発!才能発掘TV マンモスター+」は関西ローカルの放送ということで、まだ見たことのない方にも向けて、この番組について教えてください。
長澤翼「2017年の7月からスタートした番組で、初めはグループ結成までのオーディションをドキュメントで放送していました。今の15人のメンバーが9月に決定して、ストリートライブだったり、デビューに向けたいろいろな僕らの活動に密着していただいてます」
──皆さんそれぞれ、オーディションを受けたきっかけは?
森下真帆「私はそれまでも音楽活動はしていたんですけど、オーディションを受けた経験はあまりなかったんです。『マンモスター』は他薦のオーディションだったんですけど、大好きなシンガーの強(つよし)さんに、『応募しといたから!』って言われて。25歳ということで最後のチャンスかなと思って、受けることにしました」
長澤「僕は8歳から子役として活動していて…姉に勝手に書類を送られてたっていう、それも他薦だったんですけど(笑)、劇団でお芝居を中心にレッスンを受けていました。あるとき、EXILEさんを見たのがきっかけでアーティストにも憧れるようになって、ダンス&ボーカルのスクールに通い始めたんです。25歳までには将来のことを決めようと思っていたんですが、今年は勝負の年だなって考えていた23歳のときに番組のオーディションのことを知って、応募しました」
森下翔「僕は、小6のときに命に関わるくらいの大きな病気をして半年間入院していたんです。そのときに、それまでただ何となく生きていた自分を見つめ直すようになって。そんな経験もあって、退院後も自分の将来について考えていたんですが、いろいろなエンタメのショーを見ているうちに、自分も舞台に立つ側になりたいって思うようになって。それで高校卒業後にダンスの専門学校に通い始めて、その学校の先生から、番組のことを紹介していただきました」
辻内祈「兄が歌とダンスを習っていたのを見て、私もやってみたいと思ったのがきっかけでした。この番組のオーディションのことを知って母に相談したら、うちの母も昔は歌手になるのが夢だったみたいで、『やってみたら?』と言ってもらえて。母が歌手になりたかったなんて、そのとき初めて知ったんですけど(笑)」
南埜巴那「私は小さいころからミュージカルや宝塚歌劇団に憧れて、バレエや声楽のレッスンを受けていたんですけど、先生から番組のオーディションを勧められて。それまでにやってきたこととは全く違ったジャンルだったんですけど、人生経験として新しい世界に飛び込んでみようと思って、受けてみることにしました」
「One & Only」
2018年3月21日(水)リリース
Type-M(男性盤)、Type-W(女性盤)/各1500円(税込)
よしもとミュージックエンタテインメント
■収録曲
「One & Only」
「EXCEED」(Type-Mのみ収録)
「VERY GO」(Type-Wのみ収録)
「Wake Up The STAR」
「関西発!才能発掘TV マンモスター+」
毎週水曜夜1:59-2:30 MBSにて放送中
取材・文=青木孝司