高木紗友希、段原瑠々「歌は友」ハロプロ歌姫対談!【ハロプロ誕生20周年記念連載】
歌に関して、まだ足りないなって思うことは?
高木「まだまだ足りないところだらけです。技術もそうだし、海外のアーティストさんとかの歌を聞いていて『あぁ、これが出来るようになりたいな』とか思ったりもします。そういうときは、それをモノマネして何回も練習しますね。できるようになったら、自分たちの曲にも生かしたりするんです。そういう自分の知らないようなテクニックも勉強していきたい。あとはリズム。ハロー!プロジェクトはリズム重視なので、もっともっと気持ちいい感じに歌えるようになりたいなって」
段原「私は低い声とファルセットが苦手なんですよ。なので、そこをもっと安定させたい。菅井先生に『今の声の出し方だと少し出にくいから、声の出し方を変えればポンと出るようになると思う』って言われているので、その出し方とかをマスターしたい。レッスン中にポンッとできたりするんですけど、理屈で教えてくれないんですよ。感覚で覚えろっていう感じなので、その感覚を掴めたらいいなと」
高木「さっき『ちゃんと届けられるようになりたい』って話をしたんですけど、恋愛とか、まだいろいろな経験が少なさすぎて、伝わらないんじゃないかな?って考えることもあります。でもそういった曲でも、自分の周りにいる人の経験に重ねて歌ったりするだけで全然違うと思う。自分自身がいろんな経験をしたいというのはあるんですけど、そういうこともできるようになりたい。ちゃんと届けられるようになりたいので、そこもまだまだ課題ですね」
お二人の口からボイストレーニングを担当されている菅井先生の話が出ましたが、存在は大きいですか?
高木「そうですね。菅井先生はパフォーマンスや歌はもちろんなんですけど、メンタル的な話もしてくださる。なので、そこは助けられているな、心を開いてレッスンができているなって感じがします。すごい人なんだなって尊敬できることもたくさんあるので、(教えられていることも)素直に入ってきますね。それに自分が歌い方について悩んでいることとかあれば、否定はしないで、そのことに関してもちゃんと考えてくれるんです。レッスンが終わるまでに答えがでなくても、次のレッスンのときに『そう言えばあの話だけどさ』って。この期間、ずっと考えてくれていたんだなって思うと、本当にありがたい。だからこそ自分のためになるなと思って、二人三脚で頑張れる感じがする。先生のレッスン大好きですね」
段原「私はテレビとかで見ていた限りは怖い先生なのかなって思っていたので、緊張しながら最初のレッスンに行ったんですよ。でも、最初はカウンセリングじゃないんですけど、『沢山あなたのことが知りたい』って言われて(笑)。自分のことを話たり、歌に関して持っている不安や直したいこととかを全部話しました。本当にボイストレーニングもすごいですし、いろいろな方面でアドバイスをくださる方。人生の先輩というか、歌以外のこともたくさん教えてくださっていますね」