木村拓哉が記憶喪失の父親に!ヒロインは上戸彩!
テレビ朝日系では4月クールの木曜9時枠で木村拓哉主演の「アイムホーム」を放送する。
原作は石坂啓の同名漫画。愛情の持てない家族との暮らし、そして「家族とは何か」という問い掛けに、“自分探し”のミステリー要素も加わった新しいタイプのホームドラマだ。
単身赴任先で起きたある事故によって5年間の記憶が曖昧になってしまった家路久(木村拓哉)。献身的に面倒を見てくれる恵(上戸彩)や息子がいるものの、二人が仮面をかぶったように見え、表情や感情が分からない。そんな妻子に対し、愛情があるのかと悩んでしまう。一方で、久は自分の記憶の中に5年前に離婚した前妻と娘への愛着があることにも困惑する。そこで、久は空白の5年間はどんな日々だったのか探るため、手元に残った謎の10本の鍵の束を元に、過去の自分を探す旅に出る。鍵を手に、過去に関わった人々の家を訪れ、少しずつ謎を解き明かしていく。
証券会社のサラリーマン・家路久を木村拓哉が演じ、久の現在の妻・恵を木村とドラマ初共演となる上戸彩が務める。
今回のドラマについて木村は「原作もそうですが、この作品は時間がただ経過していくという内容ではありません。でも『こういう風になってほしいな』、『こうなっていくんだろうな』っていう方向性は作り手も見てくださる方々も共有していける気はしています。そうした上で、やるからには何か面白いことができたらいいなと思っています。久というキャラクターが抱える変なストレスが、ドラマの中で面白味としてみなさんに楽しんでいただけたらいいなぁと思います」と語る。
上戸は「一言に“ホームドラマ”と言っても、一般的なのとはちょっと違って、家族の形も未完成なまま。夫の記憶が欠落し、性格もすっかり変わってしまったところから始まり、進んでいきます。どんな風に物語が展開し、鍵の謎なども明かされていくのか、全く想像がつかないのでわたし自身もワクワクしています」と興味津々。
また、初共演となる上戸について木村は「上戸さんが“眼”でお芝居をされているのが印象的だったんです。でも、ずっと一緒に作業をするという機会に恵まれてこなかったので、上戸さんというキャスティングの情報を耳にした時は、試験に合格したような気持ちになりました。そんな風に思える方って少ないじゃない? だから本当に楽しみです! それに、上戸さんとは初めてドラマで共演するんですけど、初めてなのに(“仮面”を付けているため)顔も見えない、感情も読み取れないなんて、ホントに『なんて話だ!』という感じですね(笑)」と告白。
一方上戸は「木村さんと共演させていただけると聞いた時は本当にうれしかったです! 一つの作品で相手を務められるのは一人なわけですから、そのポジションのお話を頂けるとは思ってもみなかったので、喜びがとにかく大きかったです。木村さんとはこれまでもバラエティー番組などでは共演させていただきましたが、すごく優しく話し掛けてくださるのが印象的でした。こうして一緒に一つの作品を作る機会を頂けて本当にうれしいです! 木村さんの奥さん役という貴重な体験ができる上に“仮面”をかぶっているなんて、なんて“オイシイ”んだろうって思いました(笑)」と大興奮。
これに対して木村は「光栄です! 本人を前にして言うのもアレなんですけど…すこぶるかわいくてすてきな方じゃないですか。だから今回“仮面”という設定がずっと付いてくるのが腹立たしいくらいですよ(笑)」とべた褒めした。
最後に木村は「上戸さんはなぜか事あるごとに『わたし仮面なんで』って言っているんですけど(笑)、それでも彼女と息子のいる家が久の“帰る場所”なわけですからね。久には仮面しか見えないかもしれないけれど、僕は毎回しっかり上戸さんの顔を見てお芝居をしますよ!」と今後の撮影の意欲を語った。
4月スタート
毎週木曜夜9:00‐9:54
テレビ朝日系にて放送