「切り裂きジャックの告白」沢村一樹主演でドラマ化
4月18日(土)にテレビ朝日系で「土曜ワイド劇場 特別企画『切り裂きジャックの告白 ~刑事 犬養隼人~』」が放送される。
同ドラマの原作は、作家・中山七里が描くミステリー作品「切り裂きジャックの告白」(角川書店刊)。
東京都内の警察署の目の前で、臓器を全て抜き取られた女性の遺体が見つかり、検挙率トップを誇る捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人、古手川和也がバディを組み捜査を始めるが、「切り裂きジャック」を名乗る犯人からの声明文がテレビ局に届き、その後、第二、第三の事件が発生するというストーリー。
そして、被害者は同じドナーから臓器提供を受けていたという共通点が明らかになり、臓器移植を待つ娘がいる犬養は、刑事と父親のはざまで揺れながら犯人を追い詰めていく。
口数が少なく、人との慣れ合いを好まない刑事・犬養を沢村一樹、犬養とバディを組む新人刑事・古手川を瀬戸康史が演じる。さらに、事件の鍵を握る移植コーディネーター・高野千春をミムラが演じ、共演は渡辺いっけい、温水洋一、竜雷太ら。
沢村は「このドラマは、よく見る刑事ドラマとはまったく違う作品になっていると思います。とにかくどんでん返しが多いというか、いろいろなところに謎が散りばめられているので、最後まで推理を楽しんでいただけるドラマになっているんじゃないかなと。僕自身台本を読んだ時に何回もトラップに引っ掛かっているので、皆さんにも同じような体験をしていただけるといいなと思いながら、撮影に臨みました」とコメント。
瀬戸は「古手川はとにかく仕事に情熱を燃やしていて、すごく人間的。でも実は、ずっと施設で育って愛情に飢えてきたというバックボーンがある。だから捜査の時も、相手から受け取るものが犬養刑事とは違うんだろうなと思い、そこを意識しながら演じました」と役作りについて語った。
さらに、今回初共演となった沢村を「撮影の直前まで下ネタを言って笑っていたのに、いざ本番となるとすっと演技に集中していくので、やっぱりプロだなと思いましたし、共演していてすごく楽しかったです」と振り返った。
4月18日(土)夜9:00-11:06
テレビ朝日系で放送