前園が“チャラ園”時代とあのトラブルの真相を告白！

バラエティー

2015/04/10 06:00

「しくじり先生―」初回SPに出演する元サッカー日本代表・前園真聖 (C)テレビ朝日

4月20日(月)に放送される「しくじり先生　俺みたいになるな!!～失敗人生!ちょっと待って3時間SP～」に、元サッカー日本代表の前園真聖がゲスト出演することが分かった。

「しくじり先生」は、人生で“しくじった”経験を持つ人が“先生”となって授業を行う反面教師バラエティー。初回SPには、前園の他、堀江貴文氏が出演し、獄中エピソードや“ラッスンゴレライ”をもじったギャグを披露することが発表されている。

今回、“先生”として教壇に立つ前園は、“新たな生活をスタートするあなたが舞い上がって人生を台無しにしてしまわないための授業”を展開する。

前園といえば、高校時代に全国大会準優勝、プロ入りを経て20歳の時に日本代表に選出、さらにアトランタ五輪ではキャプテンマークを巻き、強豪ブラジルを撃破する快挙を成し遂げるなど輝かしいキャリアの持ち主。

しかし、'13年10月、酒に酔ってタクシー運転手とトラブルを起こし、まさに絶頂から転落してしまった過去を持っている。

授業では、サッカーしか知らなかった鹿児島育ちの素朴な少年が、華やかな横浜に移り住んだことを機に、バネのように一気に弾けてしまい、チャラい男＝“チャラ園(チャラゾノ)”に変わってしまうまでを、自ら“バネ園(バネゾノ)の法則”と名付けて分析。

“ムチャ＝カッコイイ”と考え調子に乗っていたころのエピソードも激白し、夜な夜なディスコで実践していたナンパ術も実演付きで生徒たちに伝授する。

また、同じくサッカー界を代表するスターだった中田英寿氏と自分の違いはどこにあったのかも、冷静にレクチャー。さらに、タクシー運転手とのトラブルの真相も正直に告白し、謝罪会見のVTRをも自ら振り返る。

真摯(しんし)に自分の人生を語る前園だが、授業中、トークがウケたり、生徒役の出演者からツッコミを浴びるたびに、困ったような笑顔になってしまい、「なんでうれしそうなんだ！」とまたツッコまれるなど教室は爆笑に包まれた。

しかし、「自分の過去の映像を振り返るのは正直、つらいと思いました。でも、自らの原点を見詰め直し、その経験を踏まえてお話しをする機会をくれた、この番組に感謝しています」と生徒たちに語り掛ける前園に、“担任”の若林正恭も「身を削ってくれた、心に染みる授業でした!!」と感動していた。

授業を終えた前園は、「実は、番組からオファーをいただいた時、今の自分がこのタイミングで先生として皆さんにお話しするのはまだ早いのではないかという思いがあり、“もう少し待っていただきたいです”とお伝えしました。ですが、スタッフの方たちに今だからこそ経験を踏まえてお話ししてほしいと再度依頼を受け、出演を決意しました」と出演に至る経緯を告白。

その上で、「授業はすごく緊張して…逆にちょっと悪ノリして“バネ園”になってしまった部分もあったかもしれませんが(笑)、自分の思いの丈を伝えられたらと思って格好つけることなく話をさせていただきました。また、あの時のトラブルのことはちゃんとお話ししたいと思っていたので、自分の言葉で精一杯、話をさせていただきました」と授業を振り返った。

最後に、「しくじりは誰にでも起こり得ること。そして調子が良い時は、大事な答えを見失うことが多いものです。そんなボクの思いが前面に出た授業になっていると思うので、ぜひ見ていただきたいですね。そして、授業の中で何か一つでも視聴者の皆さんの胸に響いて役に立つことがあればうれしいですね」と視聴者にアピールした。