木村拓哉「まじでっ!?」北大路欣也が再び父親役に！

芸能一般

2015/05/20 10:00

「アイムホーム」で木村拓哉演じる久の父親役を演じることになった北大路欣也 (C)テレビ朝日

5月28日(木)に放送される木村拓哉主演ドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)の第7話に、木村演じる久の父親役として北大路欣也が出演することが分かった。2人は「華麗なる一族」('07年TBS系)以来、8年ぶりの共演となる。

同作は、事故で直近5年間の記憶を失った元エリートサラリーマン・家路久が、10本の鍵を元にその過去を探っていくミステリーホームドラマ。回を追うごとに、少しずつ久という人物とその過去に関する謎が明らかになっていくが、第7話でついにこれまで謎に包まれていた久の父親が登場する。

久が11歳のころに家を出ていき、それっきり何十年も音沙汰がなかった父・洋蔵がある日突然目の前に現れる。悪びれる様子もなく、平然と自分や妻の恵(上戸彩)と接する洋蔵に対し、久は憤りを隠し切れない。そんな洋蔵には、実はある秘密があり、それを知った久はいったいどんな行動を取るのか。

そんな久の父・洋蔵役に大御所俳優の北大路が決定。木村とは「華麗なる一族」以来の共演となるが、当時も2人は確執のある親子を演じていた。今作でも、家庭を捨てて家を出た父親と、父親をずっと許せずにいた息子、という因縁深い親子を演じる。

以来、作品での共演はなかったが、木村が「テレビ朝日開局55周年記念 2夜連続ドラマスペシャル宮本武蔵」の撮影で東映京都撮影所に行く前、北大路が撮影所のスタッフに「“息子(木村)”をよろしく」と一報入れるなど、静かに“親子関係”を育んできた。木村、北大路双方が心待ちにしていた共演が「アイムホーム」でついに実現する。

家路久という人間の根幹を作ったともいえる、“幼いころの父との別れ”、その父親と再び出会うとき、久の心にどんな感情が芽生えるのか。木村と北大路が因縁の親子をどのように演じるのか、8年ぶりの華麗なる“親子”共演に心が揺さぶられる。

木村は北大路との共演について「最初に聞いたときは『まじで!?』ってビックリしました。北大路さんのことをこんな風に表現するのは失礼かもしれないのですが、北大路さんとのお芝居というのは、ただただフワーっと演じて『あぁ楽しかったね』で終わるのではなく、何が起こるか分からない“予測不能なアトラクション”みたいな部分があるんです。『華麗なる一族』の時にやらせていただいた屈折した親子とは、また違った関係の親子になりますが、とても楽しみです！」と、“父との再会”を喜んだ。

一方、北大路は「ドラマで共演するのは8年ぶりなのですが、なぜか久しぶりな感じはしませんでした。やはり『華麗なる一族』で血がつながっちゃったのかな(笑)。なかなかドラマでご一緒できる機会もないので、『よくぞ声を掛けていただいた』という気持ちです。そんな思いもあって彼が京都の撮影所に行くときにも、先に声を掛けさせてもらって。木村くんとのそんな関係が始まった作品から8年という歳月が流れて、こうしてこの作品でまた共演できることにはすごく意味を感じますね。ちょうど(CMでの)娘(上戸彩)も出ていますからね(笑)。息子と娘に会いに来たような感じでしょうか(笑)」と、ユニークな表現で感想を語った。