哀川翔、ミュージカル初挑戦で愛娘MINAMIと共演
哀川翔が、11月13日(金)から始まるラサール石井原案・作詞・演出のミュージカル「HEADS UP!」に出演することが明らかになった。哀川は今回、ミュージカル初挑戦となる。
ミュージカル「HEADS UP!」は、普段表舞台に登場することのないバックステージで働く舞台スタッフが、夢や希望、時には日頃のうっぷんを音楽に乗せてつづる新作オリジナルミュージカル。
ラサール石井は「私はもう10年以上も前からずっと、事あるごとに演劇仲間を捕まえては、今回のお芝居の構想を熱く語ってきました」と作品に対する思いを明かした。
しかし「誰に話してもその反応はいまいちでした。バックステージものは珍しくはない。それに裏方さんを主役にし、一般の人が見たこともない“仕込み”と“バラシ”を描くというのは、しかもそれをミュージカルで。果たしてそんなもの面白いのか。誰にも理解してもらえなかったのです。でも私には自信がありました」と語る。
「光あるところには必ず陰の力がある。見えるものは必ず見えないものに支えられている。その気持ちを込めてこのミュージカルを作りました。長年の夢がやっと実現するのはこの上ない幸せです。それこそキャストスタッフ一丸となって、新しい日本のミュージカルを作り上げたいと思います」と意気込んだ。
■哀川翔のコメント:舞台を制作するバックステージの模様を描いた作品です。普段は見られない舞台裏の人間模様を描きます。僕が演じるのは、準備段階から舞台が円滑に進行するために働く、舞台監督の役です。
演劇に出演するのは今回が2回目で、ミュージカルは初めてです。歌って踊ります!
共演の方たちは舞台出身の百戦錬磨の方たちばかりですが、ライブ活動は行ってきたので、幕が開けば同じプロとして戦っていきますよ。(娘の)MINAMIも出演すると知った時は驚きました。僕は後から知ったんです。
ラサール石井さんは20年くらい舞台の作品作りに携わっていらっしゃるので、ラサールさんの導きのままに、台本に忠実に、幹の太い作品にできればと思っています。
舞台は生ですから、二度として同じ公演はないですが、映画と違って稽古中にせりふをどんどん深められるのもまた魅力だと思っています。
稽古から全力で入っていきます! ラサールさんの作品ですから、面白くなります!!
11月13日(金)~23日(月)
KAAT神奈川芸術劇場ホール
11月26日(木)~29日(日)
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
12月3日(木)
札幌市教育文化会館
12月13日(日)
岡山・倉敷市芸文館ホール