染谷将太のボタンをめぐってエライザと真野が修羅場?
9月4日に公開された染谷将太主演作「映画 みんな!エスパーだよ!」の公開記念舞台あいさつが、9月5日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、染谷、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、安田顕ら主要キャスト、そして園子温監督が登壇した。
ようやく公開を迎え、各キャストがそれぞれの作品への思いを語る中、主演の染谷は「2年前のドラマ版のときには、こうして映画化となり、劇場で皆さんに会えるなんて夢にも思わなかった」と感慨深く喜びを語った。
イベントでは、これまでテレビドラマシリーズ、スピンオフ特番、dTVオリジナルとさまざまな形で世間に話題を振りまいてきた「みんな!エスパーだよ!」が、集大成となる映画版として公開され“旅立ちの日”を迎えた。それにちなんで、今回は「卒業」をテーマにトークが展開された。
卒業にふさわしく「エスパーに関わってきて、一番●●だった思い出エピソード」を聞かれた染谷は「一番、悔しかった思い出エピソード」を。
「今回の劇場版で女装をしたのですが、2年前のドラマでの女装のほうがかわいかったらしく、男性陣が『なんだか劣化したな』という反応で、女性キャストに気を使われたのが、ちょっと悔しかったです」と、染谷は残念そうに振り返った。
また、今作からヒロインとして参加する池田は「一番、頑張った思い出エピソード」を。「演技経験も少ない中、三河弁という方言が難しく、三河弁をマスターすべく、撮影の合間にも街に出て、生の三河弁を拾って自分のものにできるよう頑張りました!」と役作りを頑張った話を披露した。
真野は「一番、感動したエピソード」を。「2年前にハロプロを卒業して、最初の連ドラ出演が『みんな!エスパーだよ!』だったので、こうして初日を迎えられた今が、何よりうれしいし感動しています!」と目を輝かせながら語った。
一方、マキタは「一番、この人個性的だなあと感じた思い出エピソード」として安田の名前を挙げた。
「撮影後にみんなで食事に行くときに誘っても全然来ないんですよ。だからよほどストイックにせりふの練習でもしているかと思いきや、翌日調べたら一人で調べたおいしい店で食事していて。しかも自分のブログでかなりの熱量で食レポしているんですよ!」と、安田の行動を暴露。
しかし、安田は慌てるどころか開き直ったように「豊橋はおいしいお店が多いのでしょうがないじゃないですか。あと、僕は個性がない人間ですよ。だからこそ、神楽坂さん演じる秋山の胸を凝視しても画になるんです。マキタさんみたいにどう見ても(胸を)のぞきそうな人が見たら成立しないじゃないですか(笑)」と、マキタにカウンターを食らわせた。
さらに、今回は卒業での外せない儀式として、池田と真野が染谷の着用ブレザーのボタン外しに挑戦。池田は「ブチッといい音が出て、結構気持ちが良かったです」と語り、淡々とボタンを外すが、染谷は「意外と粛粛と行われましたね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
最後に染谷から「皆さんの応援次第では、今後また何かまたあるかもしれない」と続編への期待も感じさせるコメントが飛び出し、一同で映画のヒットを祈念した。
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