堂本光一「団結の深まったSHOCKを届けたい」
堂本光一が主演を務める舞台「Endless SHOCK」の2016年公演の制作発表会見が行われ、堂本、屋良朝幸、前田美波里が登壇した。
本作は、'00年から続く堂本のライフワークともいえるミュージカル。これまで15年間で通算1347公演行われ、これにより堂本はミュージカルのジャンルにおいて単独主演記録1位を樹立('14年10月)、現在も更新し続けている。
10月31日に福岡・博多で'15年公演の千秋楽を迎えたばかりの堂本は「『もう来年の制作発表なのか』と、まだ感覚がつかめておりません(笑)」と柔らかな笑顔。
「舞台というものは完成形がないと思っております。これだけ回数を重ねても毎日が勝負です。ここのところ、けいこ場でもいい空気感、緊張感の中でけいこができているので、僕自身も歌、お芝居、踊りなどもっともっと追求して、そのまま全員が『さらに上をいこう』という気持ちで来年もやっていきたいなと思います」とコメントした。
堂本のライバル役を演じる屋良は「7回もライバル役として帝国劇場の舞台に立たせてもらえるのはすごく幸せで、不思議な感覚です」と喜びの第一声。
続いて「僕は光一くんとは、ドM仲間だと思ってます」と語った屋良。長い公演期間中には、体調が思わしくない日もあり、そんな時、堂本とは相手の不調を喜び合うことで刺激しあっていると明かし「『今日つらいな』って思う日ほど、光一くんが(舞台)袖でスキップしたりしてます(笑)。そんな光一くんを見られるのも僕の特権です」と告白。
一方で「芝居に関しては、今はノープランですが、『ドM根性で、光一くんをもっとボロボロにしてやる！』そんな男くさいノリでいます」と意気込みを語った。
また、ことし9月の大阪・梅田公演期間中にけがをし、途中で降板していたオーナー役の前田は「私は『どうしてもこの作品をやり続けたい、光一さんがやり続けるならどこまでもついていきたい』そんな気持ちでここまで頑張ってきましたので、来年も出させていただけることが決まりとってもうれしく思っております。15周年でできなかったことを恩返ししたいなという思いでいっぱいです。感謝しております」と穏やかな笑顔を見せた。
そんな中、前髪を大きく分けた堂本の顔がメーンを飾るポスター写真のコンセプトを聞かれた堂本が「…なんでしょうね…ちょっと髪の毛上げてみました(笑)。まだまだ大丈夫だぞ！という…」とお決まりの“ハゲネタ”で笑いを誘う一幕も。屋良も「光一くんチャレンジしましたね」と乗っかり会場は和やかな雰囲気に包まれた。
さらに、堂本のスケジュールの都合により地方公演は行われないことも発表。「非常に残念です。またやりたい」と明かしつつも「ここ数年、博多での公演中にあるジャニーさんの誕生日会に行けてなかったので、来年は行きたいなと思ってます」とニッコリ。
堂本は「'15年は試練の年だった」と、3月に東京・帝国劇場で起きた事故や、9月の前田のけがを振り返り「'16年はお客さまにも安心して見ていただける楽しい舞台を提供したいですし、さらに団結の深まった『SHOCK』をお届けできたらなと思います」と熱い思いを語った。
このほか、辰巳雄大、越岡裕貴('16年2月公演)、福田悠太、松崎祐介('16年3月公演)、野澤祐樹、諸星翔希、岸孝良、松倉海斗、石川直の出演も発表された。
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'16年2月4日(木)～3月31日(木) 75回公演
帝国劇場で公演
