東山紀之、松たか子の前で思わずアナ雪を口ずさむ!?
7月4日(月)にTBS系で放送されるドラマ特別企画「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」の会見が行われ、東山紀之と松たか子、プロデューサーの石井ふく子が登場した。
同ドラマは、直木賞受賞作家である藤沢周平が貫いた家族への愛を描いた物語。どうしても本作には東山と松に出演してほしい、と熱望し続けたという石井は「約3年を経て今日に至りました」と、大願成就を笑顔で告白。
主人公の小管留治を演じる東山は、印象に残ったシーンについて「カレーにしょうゆをかけて食べるシーンですね。家族にとってはこれが普通なんですけど、本番ちょっと気合いを入れ過ぎてしょうゆを大量にかけてしまって…(笑)」と、苦笑い。
留治を献身的に支え続ける妻・和子を演じた松は「直木賞を受賞した留治さんが『外の空気を吸いに行ってくる』と言って、ふらっと外に行ってしまって、私が『おめでとうございます』だけ言うんですけど、『おめでとうございます』と言えることは何て幸せなんだろうって思ったりしました。一緒に頑張ってきたっていうつながりを感じました」と、語った。
今回が初共演だという東山と松。東山は「松さんは本当に聡明で美しい方で…松さんと一緒にいるとどうしても『アナ雪』の歌を口ずさんでしまうんです(笑)。『しまった!』と思いながら撮影が進んでいきましたね」と、ユニークにコメント。
一方、松は「いろんな意味で次元が違い過ぎて。リラックスする方法を持っている方というか、現場でもすごく自然な方で。でもちょっとおちゃめなんです」と、謙虚に語った。
3年越しでやっと完成した本作。石井は「今、こういう時代で“ふつう”というのがあまりない中、普通に家族が食卓に集まるというシーンもなかなかございません。それを、何でもないことのように皆さんが演じてくださって…本当にやって良かったなって思います」と安堵(あんど)した表情を見せた。
初夏にぴったりな爽やかで優しい家族愛を描いた本作。初共演の東山と松が見せる“ふつう”の夫婦の絆に注目したい。
7月4日(月)夜9:00-10:54
TBS系で放送