ログ・ホライズンのあらすじ一覧
シロエはシブヤの街に現れたモンスターの群集を一掃するため、月への通信手段を模索しながらレイドボス・タリクタンとの戦いを開始する。しかしタリクタンは放送局の周囲を飛び回りながら、次第に巨大化。強力な攻撃に防戦一方になる。そこでシロエは、敵の攻撃を精密に予測する能力“全力管制戦闘”を使用する。
突如、正体不明のモンスター・常蛾が弧状列島ヤマトの各地に出現。街の人々を襲い始める。事態を案じたシロエらは、常蛾がすみかとしている場所があると聞きつけてシブヤの街へ向かう。その後“放送局”のあった場所に常蛾がいることを突き止め、攻略を試みるが、退治作業はなかなか進展せず、次第に戦況は混乱していく。
マイハマに拠点を置く黒剣騎士団の長・アイザックは、コーウェン家の次期領主とされているイセルスの誕生パーティーに出席することに。パーティーは当初穏やかに進行し、イセルスら参加者は上機嫌になる。しかしアイザックは、パーティーの裏側で、姿を見せない何者かが不穏な動きを見せていることを感じ取る。
ミノリらと別れた召喚術師・ロエ2は、アキバの街にいるシロエに宛てて手紙を送ることに。ロエ2は手紙の中で、冒険者でも大地人でもない“航界種”が世界に存在することを知らせる。一方、アキバの街ではシロエらが出合ったことのないタイプのモンスター“典災(ジーニアス)”が現れ、円卓会議が対応に追われる。
ミナミが計画していた“赤き夜作戦”は中断され、サフィールの町の住民を襲っていたワイバーンも姿を消す。結果、トウヤらは目的のアイテム“マジックバッグ”の素材を入手するが、町の被害を痛ましく思いある行動に出る。一方アキバの街では、“西風の旅団”の女性メンバーたちが怪しいナンパ男に出くわす。
にゃん太は、大地人の町・サフィールが突如ワイバーンの大群に襲われた事件の裏にミナミの陰謀があることを確信し、たくらみを暴こうと奔走する。一方、ワイバーンがひしめく街中では壮絶な戦いが繰り広げられる。そんな戦いを目の当たりにした五十鈴は、自らの手で世界を変えようとリュートを片手に歌いだす。
ミノリらが滞在中のサフィールの町に、飛行型モンスター・ワイバーンの大群が襲来。ミノリらは町の人を守るために立ち向かおうとする中で、オデュッセイア騎士団は無謀な突進攻撃を見せる。騎士団の命をいとわない行動にメンバーはあっけにとられるが、ロエ2だけは平然とした態度を見せ、周囲から驚かれる。
ボクスルトの山道で出会ったダリエラを仲間に加えたミノリらは、レッドストーン山地近くのサフィールの町に到着。町に住む大地人に五十鈴は歌を披露し、思いもよらないほどの歓迎を受ける。そのことを五十鈴らが不思議に思っていると、ルンデルハウスは大地人たちにとって歌が特別なものである理由を語る。
旅の途中でピンチに陥ったミノリらのパーティーは、眼鏡を掛けた腕利きの召喚術師“ロエ2”に助けられる。ロエ2はミノリらに対し初めは年上ぶった振る舞いをして反感を買っていたものの、次第に打ち解けていき、仲間に加わることに。6人組となったミノリら一行は、ボクスルートの山道をさらに進んでいく。
レッドストーン山地を目指すミノリらは、アキバの街を出発し、東海道を西へと歩を進める。その道中、一行はサカワ地区の山あいで人食い鬼が大地人を付け回していたところに鉢合わせ、全員で人食い鬼を撃退。しかし、人食い鬼を倒したことをきっかけに出現モンスターの数が増えていき、一転してピンチに陥る。
春の訪れが近づいたある日、ミノリやトウヤらのパーティーは“マジックバッグ”を入手できるクエストに挑むことを決意。“マジックバッグ”があるレッドストーン山地を目指し旅を始める。ミノリらがシロエら先輩プレーヤーのいない初めての冒険に心躍らせる中、吟遊詩人の五十鈴もある野望を持って旅に参加する。
シロエらはエルダー・テイルのユーザーたちがゲームの世界に閉じ込められるきっかけとなった“大災害”の前の出来事を回想する。かつてシロエと直継は、“放蕩者の茶会”という腕利きのプレーヤーたちで構成される集団に所属していた。そのリーダー・カナミは、日本サーバーにある“ヤマト”を目指すことを決め、中国サーバーを経由しての旅を始める。
2月14日を迎えたアキバの街はバレンタインのムードに染まり、マリエールや五十鈴は「恋がかなう」と言われている“ココニアの実”を使ってお菓子作りに励む。その一方“ログ・ホライズン”のギルドハウスでは、大量のココニアの実を抱えたアカツキとミノリがキッチンで居合わせ、恋敵として対抗心を燃やす。
シロエら一行は、デミクァスの活躍により地下迷宮「奈落の参道」を突破し、最深部の黄金庭園にたどり着く。辺りに金貨の大河や湖が広がる中、これまでシロエと何度もやり取りをしてきた供贄一族の頭領・菫星が姿を見せる。菫星は「好きなだけ黄金を持ち帰って良い」と言うが、シロエは意外な行動に出る。
シロエとウィリアムが結成したレイドチームは、地下迷宮・奈落の参道に再び挑戦することを決める。チームは前回の惨敗を反省し、シロエを中心に同時に襲い掛かる3体のボスモンスターを倒すための作戦を立案する。作戦の成功確率はわずか15%という結論が出るが、メンバーたちは意を決して戦場に赴く。
シロエとウィリアムのレイドチームは、互いに協力しながら探検していた地下迷宮・奈落の参道で、モンスターの攻撃に遭い全滅してしまう。レイドチームのメンバー全員が絶望のふちに立たされる中、ウィリアムは自らが率いる精鋭戦闘系ギルド “シルバーソード”に所属する仲間たちへの思いなどを語り始める。
地下迷宮・奈落の参道を探索していたシロエ率いる24人のフルレイドは、レベル97のモンスター “七なる庭園のルセアート” と戦闘になる。フルレイドは攻略戦を開始するが、さらに新たなボスモンスター2体が出現し混乱状態に。シロエと直継も “三なる庭園のイブラ・ハブラ” の炎攻撃に襲われ、ピンチに陥る。
打倒ネルレスに燃えるアカツキらの思いが実り、24人の女性プレーヤーが集まったフルレイドが結成される。レイドを率いたアカツキ、マリエールらは、アキバの街をネルレスの脅威から守るため街中で激戦を繰り広げる。一方レイネシアとヘンリエッタは、ある作戦を決行するため、ギルド会館の地下へと向かう。
アカツキは大神殿で復活を果たし、自分を倒したネルレスにリベンジを誓う。敗北をきっかけに周りに心を開き始めたアカツキは、リーゼやナズナらの力を借りながら “口伝” を身に付けようと奮闘する。そんな中、大地人のレイネシアもアキバの街を守りたいという思いから、ネルレス討伐を目指すアカツキらに協力する。
クリスマスイブの夜のアキバの街で、アカツキは殺人鬼と化したネルレスに倒される。現実世界の渋谷駅前の雑踏の中で目を覚ましたアカツキは街をさまよう中で光に包まれ、今度は静かな砂浜に転移する。そこでアカツキはシロエと再会し、シロエもアカツキと同じ夜にエルダー・テイルで命を落としていたことを知る。