魔法使いの嫁 SEASON2のあらすじ一覧
エリアスの助けで、リズベスの魔術を打ち破ったアルキュオネは本来の命令に従う。そこにはフィロメラを守るため、アダムの残した仕掛けが施されていた。しかし、リズベスは止まらず、自身すらもいけにえとして異邦の神を出現させてしまう。全てをちりと化す神に、チセたちは女神モリガンの助けを借りて立ち向かう。
リズベスの過去が明かされる。愛とも憎しみとも取れる感情、その執着の果てに生まれた結末。フィロメラはかすかな望みにすがり、祈る。「愛されたかった、認められたかった、それだけなのに自分には何もない」としても、祈りをやめなければ、差し出される手はつかむことはできない。
ヴァイオレットの発案で“肝試し”が始まる。二人組になって進む中、チセのペアとなったのはヴェロニカだった。慣れない組み合わせだが、チセにはフィロメラについて、彼女の家についてなど、聞きたいことがあった。ヴェロニカはほほ笑みながら、フィロメラの生い立ちを語り出す。
魔術師たちとの関わりの中で、チセは学院を飛び交ううわさ話を耳にする。学院の礎を築いた魔術大家“七つの盾”、そしてルームメイトにまつわる“書紡ぎ蜘蛛(ウェブスター)の悲劇”。学院に渦巻く因果が次第に姿を現し始める。そんな中、同級生のゾーイのよそよそしさを憂いたチセは会話を試みる。