ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。
最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。
2019年10月クールでは、挫折したフレンチシェフと仲間たちの再起を軽快に描いた「グランメゾン東京」(TBS系)が作品賞、主演男優賞、助演男優賞、監督賞、ドラマソング賞の5部門を制し、圧倒的な強さを見せつけた。
ニートの男が主人公の「俺の話は長い」(日本テレビ系)は助演女優賞と脚本賞を獲得。忖度(そんたく)しない会社員の奮闘を描いた「同期のサクラ」(日本テレビ系)は主演女優賞を受賞。いずれも原作のないオリジナルドラマで、恋愛をメインにしない群像劇が高く評価された。作品賞10位以内の「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」(NHK総合)、「ブラック校則」(日本テレビほか)も原作なし。意欲的なオリジナル作が充実していた。
宮藤官九郎のオリジナル脚本で、日本のオリンピック初参加から1964年の東京オリンピック開催までを描いた大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合ほか)も12月に完結。膨大な史料を読み込み緻密に練られた脚本や実験的な演出に称賛の声が集まり、2020年のオリンピックイヤーにつなげた。
また、「おっさんずラブ‐in the sky‐」(テレビ朝日系)が複雑な恋愛模様でファンを翻弄し、SNSで話題に。「G線上のあなたと私」(TBS系)もアラサー女性と年下男子の不器用な恋を描き、リアルタイムの感想が盛り上がった。
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