ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第116回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞

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    物まねを超えた憑依(ひょうい)型演技で髙橋海人が初受賞
    撮影=石塚雅人

    物まねを超えた憑依(ひょうい)型演技で髙橋海人が初受賞

    「顔が違うのに声や動作が若林そっくり」とギャップで驚かせた髙橋海人が初受賞。「憑依したような演技」だけでなく「漫才シーンのキレ」も称賛された。

    2位は全盲の役で新境地を開いた福山雅治。「ぶっ飛んだ設定だが演技に説得力があった」とハードルをクリア。3位の木村拓哉は「圧倒的なオーラがあるが、若手を立たせる演技もできる」と真価を発揮。4位には髙橋とダブル主演の森本慎太郎。「外見も含め話し方など、完全に“山ちゃん”」と再現度を評価された。5位は「主演作で存在感を増した」山田裕貴。

    【役柄への評価】
    お笑い芸人・オードリーの若林正恭役。話すときのクセ、声が裏返るタイミング、笑い声、漫才のテンポ感など精密過ぎる再現度に視聴者も驚愕(きょうがく)。オードリーファンからも高い支持を得た。

    受賞者インタビュー

    漫才シーンは夜中に戸塚純貴くんと公園に行って練習していました

    第116回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞 受賞インタビュー
    (C)日テレ
    Q 「だが、情熱はある」の若林正恭さん役で主演男優賞を初受賞。今の率直なお気持ちを教えてください。
    スゲー! やったー! ありがとうございます。こういう賞をもらえるタイプの人間ではないと思っていたので素直にうれしいです。この作品は世間に合わせて作っていないところがカッコいいと思っていて。自分たちのやりたいことを死ぬ気でやっていて、自分たちが満足できるものを作ろうというスタンスの現場だったので、その熱が自分の活力にもなったし、刺激になった。
  • 難役を自然体に演じ切った

    人たらしな性格の米連邦捜査局(FBI)特別捜査官・皆実広見役。過去の事件がきっかけで後天的に視力を失ったという難役だったが、あまりに自然体な芝居に「全盲というハンディを巧みな演技で視聴者に可視化してくれた」など称賛の声が上がった。

  • 画面から伝わる存在感や緊張感が圧倒的

    冷徹な“刑事指導官”風間公親役。「画面から伝わってくる存在感や緊張感が圧倒的だった」と主役の威厳を評価する声が多数。また、第10話で新人刑事・遠野章宏(北村匠海)を失い、風間が悲しみに涙を流すシーンも大きな反響を呼んだ。

第116回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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