ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第120回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞

  • 記憶障害の難役を、抑えた演技でリアルに見せた杉咲花が初受賞
    撮影=阿部岳人

    記憶障害の難役を、抑えた演技でリアルに見せた杉咲花が初受賞

    読者票、審査員票、記者票のいずれでもトップになった杉咲花が初受賞。投票理由では「昨日の記憶がないという想像しづらい役を、感情を抑えつつリアルに表現していた」「三瓶の似顔絵を描きながら涙する場面に号泣した」と感動の渦を巻き起こした。「ナチュラルなかわいらしさが全開で、周囲の男性に愛されまくる設定も納得」という意見も届いた。

    2位は、記憶を失う前と後を見事に演じ分け、プライム帯初主演で安定の演技力を見せた生見愛瑠。等身大の女性の悩みをリアルに演じた石橋静河が審査員から高い評価を得て3位となった。

    【役柄への評価】
    記憶障害のある脳外科医・川内ミヤビ役。自身の障害や患者、周囲の人に向き合うミヤビの姿に「感情一つ一つが伝わる繊細で飾らない演技に涙が止まらなかった」「実在の人物かのようにナチュラル」と称賛の声が相次いだ。

    受賞者インタビュー

    若葉(竜也)さんと向き合っているとミヤビとして勝手に心が反応しました

    第120回 ドラマアカデミー賞 主演女優賞 受賞インタビュー
    撮影=阿部岳人
    Q 「アンメット ある脳外科医の日記」で「かわいらしさと強さが共存していた」「感情が伝わる一つ一つの演技、リアルな表情や目で語る芝居がすごかった」と絶賛され、主演女優賞を初めて受賞しました。
    「アンメット」は、自分たち作り手が心から面白いと思えて、自分たち自身が心を震わせたものをお届けすることのできた素晴らしい環境だったと思います。評価を頂けたということは、それが見てくださる方々にちゃんと届いていたということなのかなと。放送中も、受けとめてくださった方々の温度が伝わってきていたので、素直にとてもうれしいです。
  • 記憶喪失のヒロインを好演

    事故で記憶を失ったことがきっかけで、世界が一変したヒロイン・緒方まこと役。同一人物でありながら、記憶を失う前と後の変化を巧みな演技力で表現。また、3人のイケメンに言い寄られるという展開にも「嫌みな感じが全くない」など称賛の声が寄せられた。

  • 難役をリアルに演じ切った

    生活の苦しさから高額な謝礼と引き換えに代理出産を引き受ける29歳の派遣社員・大石理紀役。代理母という難しい役を見事に演じ、「29歳の女性が何に悩み、葛藤し、生きているのか、その瞬間での感情が演技から伝わり、リアルだった」と高評価を得た。

第120回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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