第123回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞

  • 1

    官僚が高校教師に…斬新なストーリーの「御上先生」が受賞
    (C)TBS

    官僚が高校教師に…斬新なストーリーの「御上先生」が受賞

    文科省の官僚・御上(松坂桃李)が高校教師となり、生徒たちを導きながら権力に立ち向かう姿を描いた学園ドラマ。個人の抱える生きづらさは政治の問題という“パーソナル・イズ・ポリティカル” を軸に、教科書検定やヤングケアラー、生理の貧困といった問題を描きながら、隣徳学院と政治の闇に踏み込む斬新なストーリーが高く評価された。

    受賞者インタビュー

    分かりやすくし過ぎないギリギリのラインを探りました(飯田和孝P)

    第123回 ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞 受賞インタビュー
    撮影=阿部岳人
    Q 日曜劇場「御上先生」で作品賞を受賞した感想をお聞かせください。主演男優賞、監督賞、ドラマソング賞も含め、4部門受賞となりました。(受賞インタビューには飯田和孝P、中西真央Pが登場)
    飯田P:主演男優賞を受賞した松坂桃李さんも言っていましたが、作品賞は、いろんなセクションの人たちが一丸となって作り上げた“総合力”への評価だと思っています。キャストや現場のスタッフはもちろん、それだけではなく、編集などのポスプロスタッフや社内外のスタッフも含めて関わった全員で喜べる賞なので、本当にうれしいです。
  • 2

    ホットスポット

    日本テレビ系

    “普通じゃない普通さ”が高評価

    山梨県のとある町を舞台に、ビジネスホテルに勤めるシングルマザー・清美(市川実日子)が、ひょんなことから宇宙人(角田晃広)に助けられる。日常の会話劇だけにとどまらず、やがて街に訪れる荒廃を食い止めるために奮闘していく展開や、未来人、超能力者、タイムリーパーの集結など、視聴者を楽しませる伏線が高評価に。

  • 3

    多文化共生の大切さを描いた

    国際捜査係の警察官・鴻田(奈緒)と通訳人・有木野(松田龍平)のコンビが、在日外国人が異国で生きる葛藤やつらさに直面。彼らを取り巻く環境と真摯(しんし)に向き合う姿を描いた。“外国人犯罪” というシリアスなテーマながら、関わった人の人生を丁寧に多角的に描き、多文化共生の大切さと難しさを浮かび上がらせ評価を得た。

第123回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

【PR】お知らせ