第125回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

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    新たな学園ドラマを紡いだ大森美香が4度目の受賞
    (C)カンテレ

    新たな学園ドラマを紡いだ大森美香が4度目の受賞

    「僕達はまだその星の校則を知らない」の大森美香が「カバチタレ!」「ブザー・ビート」「あさが来た」に次いで4度目の受賞。「詩情あふれるセリフと学校問題の解像度の高さ」「教育虐待や教師のブラック労働をきれい事にはしなかった」「生徒だけではなく大人の青春物語」とドラマファンをうならせた。

    2位は「愛の、がっこう。」の井上由美子。「女子高やホストクラブの裏側をリアルに描いた」「最終回のタイトル回収に納得」と構成の見事さも評価された。3位は「しあわせな結婚」の大石静。「大石さんの描く阿部サダヲはかっこいい」「ネルラの家族などキャラクター造形が分かりやすい」「ミステリーとホームドラマをうまく融合」と注目され、3作ともオリジナル色の強い脚本で実力を示した。

    受賞者インタビュー

    私の頭の中では健治たちの物語は続いています

    第125回 ドラマアカデミー賞 脚本賞 受賞インタビュー
    撮影=阿部岳人
    Q 女子校と男子校が合併した濱ソラリス高校を舞台にスクールロイヤー(学校弁護士)の白鳥健治(磯村勇斗)がさまざまなトラブルに直面しながら成長する「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)で脚本賞を受賞されました。
    テレビドラマの脚本を書いていて、オリジナルストーリーでチャレンジさせてもらえる機会はなかなかないので、本作で評価されたのはすごくありがたいです。このドラマは、プロデューサーの岡光寛子さん、白石裕菜さんから「スクールロイヤーが主人公の学園ものを作りたい」ということで声がかかり、私も5年ほど前からずっと学校を舞台にしたドラマを書いてみたいと思っていたのでお引き受けし、おふたりと打ち合わせを重ねながら一緒に作っていきました。

第125回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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