「リブート」(TBS系)と連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合ほか)が賞を分け合った2026年1月期。夫婦や親子、幼なじみや同級生など、ごく身近な存在を懸命に守ろうとする人間ドラマが共感を集めた。
妻殺しの容疑をかけられた主人公が顔を刑事そっくりに変えるという予測不能のサスペンスを展開し、ネットでの考察も盛り上がった「リブート」が最優秀作品賞。鈴木亮平の主演男優賞、黒岩勉の脚本賞と合わせ3賞を獲得した。「松山ケンイチが鈴木亮平になる!という出だしで驚かせ、誰も信じられず疑心暗鬼の展開にハラハラ」「善悪を行き来する俳優の演技が圧倒的」「家族の物語に決着したのも納得」と拍手が贈られた。
連続テレビ小説「ばけばけ」は、僅差で作品賞2位に。「国際結婚という異文化の衝突をユーモラスに展開」「心の機微を丁寧に描いた」「ヒロインの回想記を読んだような結末がスバラシ」と評価された。夫婦役の髙石あかりとトミー・バストウが主演女優賞と助演男優賞に輝き、ドラマソング賞、監督賞と計4部門受賞。
また、横関大の小説を連続ドラマ化した「再会〜Silent Truth〜」(テレビ朝日系)は、幼なじみ4人が抱えた秘密と殺人の謎解きを展開し、作品賞3位。「竹内涼真をはじめ俳優の演技と脚本、映像が全てハイレベル」と完成度の高さで評判に。名探偵的役回りの江口のりこが助演女優賞に選ばれた。
作品賞4位の「ラムネモンキー」(フジテレビ系)は「1980年代のノスタルジーと後半のどんでん返しで、(脚本の)古沢良太ワールドを堪能」「おじさん3人の悲哀が心に刺さった」と好評。「テミスの不確かな法廷」(NHK総合)は作品賞5位。「ASDなどの特性がある裁判官が主役の画期的なリーガルドラマ」「社会問題を描き、考えさせられる」と新機軸で注目された。
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