第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ドラマソング賞 受賞インタビュー

Silly／家入レオ

「Silly」は自分でも本当に底が知れない楽曲

「『Nのために』は、闇をちゃんと照らしていて、『あー悲しい！』と思いながらも、毎週楽しみに見ていました。『Silly』は、闇が深い楽曲と捉えることもできるので、人間のドロドロな関係が描かれているシーンでないと映えないと思ってたのですが、成瀬くん(窪田)が『頑張れー！』と船の上で叫びながら上京していくシーンで曲が流れたときは、鳥肌が立ちましたね。

ライブでは、自分の解釈で歌うこともあったのですが、登場人物の立場で聞くと、一味も二味も違う捉え方ができたので、本当にありがたい経験をさせていただいたと思います。今回の歌詞はドラマに寄せてというより、原作を読んだときに生まれた感情をそのまま書くことにこだわりましたが、ドラマとシンクロする部分は多かったと思います。

また、『Silly』は自分でも本当に底が知れない楽曲で、歌詞が予言になることが多くて。〝言霊〟があると感じたし、これから年を重ねるごとに、その年その年で全然違う歌になるような気がします」

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