ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞 受賞インタビュー

阿部寛

終わった後、しばらくは役を引きずっていましたよ(笑)

「視聴率が良くて、盛り上がってくれるというのはほっとしましたし、共演者、スタッフが喜んでくれるのは励みになりました。第2話が勝負どころだと思っていて、視聴率が上がったときはみんなで喜びました。あと、安田顕さんには毎回、驚かされましたね(笑)。いろいろな演技の引き出しを持っているから予想できない芝居が多くて(笑)。吉川晃司さんや立川談春さんをはじめ、全てのキャストの顔を思い出すと温かい気持ちがよみがえります。

『下町ロケット』は、50歳過ぎてみんなでチームで一丸となって、一つの方向を見て作っていけた作品だと思います。自分でも佃が乗り移ってやれたということや、年齢を超えた仲間ができたという感が強くて、今の年齢でこの作品がやれたことは自分のパワーになっていくと思うし、すごくうれしかったですね。自分の中で、佃航平はかなりインパクトが強かった役で、最後までがーっと盛り上がっていったので、終わった後、しばらくは役を引きずっていましたよ(笑)」

下町ロケット(阿部寛主演)

池井戸潤の同名小説をドラマ化。佃航平(阿部寛)は、元宇宙科学開発機構の研究員だったが、自分が開発したエンジンを載せたロケットの打ち上げ失敗の責任を取らされ、父が残した下町の工場を継ぐことに。佃は「佃製作所」の社長として第二の人生をスタートさせるが、宇宙への夢を捨てきれず、葛藤を抱える。

第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

【PR】お知らせ