ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第90回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞 受賞インタビュー

藤原竜也

続編は鈴木亜希乃Pに委ねます(笑)

おめでとうございます。まずは、受賞の感想をお願いします。
すごくうれしいです。僕以上に喜んでくださった鈴木亜希乃プロデューサーをはじめ、佐藤東弥監督、現場で共に作り上げていった多くのスタッフの方々・共演者の方々に感謝しなければなりません。そして何より、僕に投票してくださった視聴者の方々に、心より感謝しています。
撮影で印象に残っていることを教えてください。
ドラマは斬新な企画で、僕たち俳優陣も先の展開を聞かされないストーリーでした。とにかく3カ月間、現場にいることが楽しかったですね。新しいモノに挑戦するということはリスクも伴いますが、今作は非常にいい挑戦だったなと思っています。
「芝居に引き込まれた」というありがたいご意見をいただきましたが、東弥監督、また才能ある共演者やスタッフの方々と共に、一つ一つ現場を作っていった。ただそれに尽きると思います。
共演の皆さんの熱演も話題でした。現場の雰囲気はいかがでしたか?
先の読めない緊迫の展開で、玉山鉄二君演じる親友の小山内に裏切られたときは、「つらいな…」という思いがありましたけれど、最終的にいい信頼関係で結ばれた2人になっていたので、僕自身救われました(笑)。ドラマの内容はシリアスでしたが、撮影現場以外の場所でも、ヒロミさんを中心に、みんなでよく食事に行って集まったりしていて、楽しかったですね。玉山君もそうですけれど、先輩の方々がこのチームをうまくまとめてくださったと感じています。
新一を演じ切って、今思うことを教えてください。
日常も戻ってきた、という最終回でしたが、新一には、早苗(二階堂ふみ)との家庭を何よりも大切にしていってほしいと思います。また、続編があるのであれば、今回は周りの人があまりにも多く亡くなり過ぎていたので…亜希乃Pに委ねたいと思います(笑)。また、伊野尾慧くんが助演男優賞で2位だったことは、僕にとっては悔しさでいっぱいです。伊野尾くんがこのドラマを経て、俳優としても次なるステップに進んでいくことを、一ファンとして応援しています(笑)。
3カ月間ご視聴いただきまして、ありがとうございました!

そして、誰もいなくなった

藤原竜也主演のサスペンスドラマ。同姓同名の別人に、名前や個人情報など人生をまるごと“乗っ取られ”、どん底に陥った藤堂新一(藤原)が、見えない敵に立ち向かう姿を、秦建日子のオリジナル脚本で描く。共演は、新一の親友で官僚の小山内保役で玉山鉄二、新一を女手一つで育ててきた母・万紀子役の黒木瞳ら。

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