ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ドラマソング賞 受賞インタビュー

Doors ~勇気の軌跡~/嵐

毎回ラストに流れるこの曲が主人公の背中を押してくれました(次屋尚プロデューサー)

嵐の「Doors ~勇気の軌跡~」がドラマソング賞に選出されました。受賞の感想をお聞かせください。
選んでいただいてありがとうございます。まさにこのドラマにふさわしいぴったりの曲で、毎回この音楽に物語を盛り上げてもらいました。櫻井翔さんが演じた鳴海校長は、職場で味方が誰一人いないというつらい主人公です。そんな彼に、勇気を持って進めば必ず道は開けるよって、いつもそんなふうにこの曲が背中を押しているように感じられました。放送が終わった今でも、この曲がふと聴こえてくると、なんだか勇気が湧いてきます。
「Doors ~勇気の軌跡~」が主題歌になった経緯を教えてください
今回、楽曲打ち合わせで、水田伸生監督から「自分の信じることに向かって頑張る主人公を応援するような曲」というリクエストさせていただきました。そして、「扉は開く」という歌詞など、物語にふさわしい楽曲ができあがってきました。最初に櫻井さんがスタジオで「聞いてみる?」と言って収録中のスタジオで流して聞かせてくれたんですよ。スタッフとキャストみんなで聞いて、鳥肌が立ったことを覚えています。
最後に、ドラマを応援してくださった視聴者の皆様へのメッセージをお願いします
ドラマソング賞はもちろん、作品賞や主演男優賞、助演女優賞で上位に入ったのもうれしいことです。学園ものの形を取りながら、未来を支える今の子供たちに、大人たちは何を語るべきか、というのがこのドラマのテーマで、世の中にはこういう作品が必要だという強い思いがありました。福田靖さんの脚本は取材に基づき綿密に計算された物語と構成でしたし、なんといっても櫻井さんが魅力的でしたね。「あの櫻井さんがこういうこと語ってくれたらきっと気持ちがいい」というように、櫻井さんご自身のキャラクターを大いに借りて作られたシナリオでした。こうやって評価していただけて、僕たちの思いが伝わったんだと思えて、本当にうれしいです。

取材・文/小田慶子
先に生まれただけの僕

先に生まれただけの僕

櫻井翔が4年半ぶりに連続ドラマの主演を務める。エリート商社マンの鳴海涼介(櫻井)は、会社の“不採算部門”扱いされている京明館高校に、校長として出向を命じられる。これまでのビジネスの常識と掛け離れた“学校”という現場に困惑しながらも、立て直しに挑む社会派エンターテインメント。脚本は福田靖。

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