受賞結果

93

主演男優賞

1 Rank 1 藤原竜也 リバース」TBS系
地味で弱気な男を演じた藤原竜也が演技力で圧倒
地味で弱気な男を演じた藤原竜也が演技力で圧倒

同級生を殺したと名指しされ、おびえる男を演じた藤原竜也が受賞。「地味でヘタレな藤原さんは新鮮」「絶叫する役が多かったのに、耐える姿にギャップ萌え」と、いい意味で裏切られた人多し。2位は小栗旬。「アクションのキレは当代一」「稲見の揺れる感情をしっかり演じ切った」と安定の信頼感。3位は、現代の貴族を演じた相葉雅紀。「高飛車な役も似合う」と好評だった。4位は、懸命に恋する男を等身大に演じた亀梨和也。5位は怒りや焦りなど、多彩な顔を見せた長谷川博己。

【ドラマへの評価】
10年前に亡くなった親友の死の真相に迫っていく深瀬和久役。自分に自信がなく、さえない男を見事に演じた。思わず応援したくなるような美穂子とのじれったい恋愛関係や、仲間と友情を育んでいくけなげな姿など、新たな一面を見せた。

受賞インタビュー
深瀬は面白いし、僕は好きです!

Q ドラマアカデミー賞・主演男優賞受賞おめでとうございます。受賞のお気持ちをお聞かせください

皆で作り上げていった作品で、こうして賞を頂けて、とてもうれしいです。塚原(あゆ子)監督、新井(順子)プロデューサーを始めとする多くのスタッフの方々、そして共演者の皆さまには感謝しかありません。受賞できたことももちろんですが、素晴らしいメンバーと一緒にすてきな作品に携われたことを、誇りに思います。

第93回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞 受賞インタビュー

Q 今までにない、どんくさく、さえないという役柄の男・深瀬を演じるうえで気を付けたことや、苦労した点などはありますか?

深瀬は、自分が今まであまり演じたことの無いタイプの男でしたので、やっていて非常に楽しかったですね。周りの人々に背中を押されているんですけど先に進めない、モゾモゾしていて、時には切なかったり悲しかったりする部分があるのですが、「もっとシャキッとしろよ!」って思う反面、実は自分に合っていたのかなとも感じています(笑)。一歩一歩成長して踏み出していく姿を丁寧に表現したいと思いながらやっていたので、そこが視聴者の方々に伝わってくれていたらうれしいですね。深瀬は面白いし、僕は好きです!

Q 大学生のシーンや、雪景色、愛媛のみかん農園など印象的なシーンが数多くありましたら、ご自身の中で印象深かったシーンを教えてください

クランクインは、マイナス20℃を超える極寒のロケでしたので、嫌でも印象に深く残っています(笑)。ただ、僕たち俳優部はスタッフの皆さんに守っていただいていましたからね。監督をはじめ、スタッフの皆さんは、本当に大変だったと思います。結果として、とてもきれいな画に仕上がっていたので、うれしかったです。

Q 多くの共演者がいらっしゃいましたが、現場ではどのようなお話しをされましたでしょうか。また、印象的だったエピソードなどを教えてください

僕は大学生活を経験したことがなかったので、明教大のゼミメンバーと一緒だったシーンは、すごく楽しかったですね。特に、村井(三浦貴大)の別荘へ向かうまでのサービスエリアのシーンは思い出深いです。みそこんにゃくや空揚げ、メロンパン。どれもおいしかったです。草原で谷原(市原隼人)とキャッチボールをするシーンがあったのですが、イッチーの投球は本当にうまくて、さすがだなと思いました(笑)。愛媛では、美穂子(戸田恵梨香)に夕日の写真を送るシーンを撮影したのですが、あの夕日は本当にきれいでしたね。それと愛媛では、撮影が終わった後に、玉ちゃん(玉森裕太)と遊んだことも思い出に残っています(笑)。

Q 日本を代表するミステリー作家の湊かなえさんの原作ということで、何か準備をされたりしたことはありましたか?

誰もが認めるミステリー作家さんですから、当然ながらプレッシャーはありました。人気小説の実写化ですし、ドラマ化することで賛否の意見が出ることは当然ですが、前に進んでいくためにも、あるところで自分の中で割り切って演じていかないといけないですからね。頂いた台本を自分なりに解釈して、監督が思い描く世界を1カット1カットどうしたら成立させられるかを、ひたすら考えながらやっていったという感じです。完成した作品をもし湊先生に批判されたら、監督のせいにしようと思っていたんですが…(笑)、喜んでいただいたみたいでうれしかったですね。

Q 深瀬と同じようにコーヒーにはちみつを入れるなどこだわりなどがあれば教えてください

普段はそれほどコーヒーを飲まないのですが、映画やドラマの撮影現場でスタッフさんが出して下さるコーヒーは良く飲ませてもらいます。コーヒーを飲むことで、撮影現場に入る自分の中の「スイッチ」の様なものになっているのかもしれませんね。ちなみに、はちみつは入れていません(笑)。

Q 最優秀作品賞、脚本賞も獲得された本作。スタッフの皆さまとお話しされたことで印象的だったことがありましたら、教えてください。また、最後に視聴者の皆様にメッセージをお願いします

塚原監督や新井プロデューサーとは、現場でもたくさんお話をさせていただきました。スタッフの方々との会話があって成立していった作品でもあると思うので、充実したお時間を過ごさせていただいたと感じています。湊先生が書かれた優れた原作小説を、より映像化向きに脚本として完成なされた奥寺(佐渡子)さん、清水(友佳子)さんのお二人も、本当に素晴らしいと思います。僕が申し上げるのも失礼な話ですが、連続ドラマの醍醐味である「来週の放送が楽しみ」という構造を、演出面でも脚本面でも巧みに作られたこのチームのスタッフの方々は、本当に優秀なんだと思います。またこうして、「出演者」としても「イチ視聴者」としても、心から楽しめる様な作品に出させていただけるよう、頑張って参りたいと思います。3カ月間、ご視聴いただきまして、ありがとうございました!!

ふじわら・たつや='82年5月15日生まれ、埼玉県出身。A型。映画、ドラマ、舞台と出演作多数。映画「22年目の告白―私が殺人犯です―」が全国公開中。長塚圭史と前川知大がタッグを組んだ主演舞台「プレイヤー」が上演中

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【役どころへの評価】
元自衛隊の特捜班メンバー・稲見朗役。派手な立ち居振る舞いで犯人を制圧する反面、お調子者なところも。一方で、自衛隊時代に負った心の傷に悩まされるという、稲見の陽と陰の二面性を好演。クランクインの1年前から稽古に励んでいたというアクションは、特に話題を集めた。

3 Rank 3 相葉雅紀 貴族探偵」フジ系

【役どころへの評価】
自分で推理をせず、召使いに推理を任せて謎を解く貴族探偵役。探偵を趣味にしていること以外全てが謎に包まれ、善人か悪人かも分からないミステリアスな役を見事に好演。さらに、女性を優雅にエスコートする相葉の優雅なたたずまいに魅了された女性視聴者も多かった。

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