2月25日(土)に公開される映画「きょうのキラ君」のヒット祈願バレンタインイベントが、2月13日に東京タワーの特設ステージにて行われ、中川大志と飯豊まりえが登場した。
展望台につながる階段を男女で登ると恋がかなうと言われている、“恋愛成就の名所”東京タワーに集まった若者たちのバレンタインを後押しするため、恋愛成就と映画のヒットを願い、2人が東京タワーを“バレンタインカラー”にライトアップ。さらにトークショーでは2人のバレンタインの思い出が飛び出した。
日も落ちて寒くなった会場に現れた2人。中川は「寒いですね。きょうは暖かい時間にしたい」と、寒い中待っていた観客にイベントの意気込みを語った。
観客とのカウントダウンと「ハッピーバレンタイン!」の掛け声で、2人は点灯ボタンをプッシュ。東京タワーと同時に中川、飯豊の後ろのハートが点灯されると観客から歓声が漏れ、照れながらフォトセッションに応じた。飯豊は「東京タワーに点灯したんだよって自慢しよ」とうれしそうに感想を。
今回のライトアップは“バレンタイン・ダイヤモンドヴェール”と呼ばれ、赤とピンクの色が交互に輝くという。色には意味があり、ピンクは“夢と幸福”、赤には“愛と感謝”と意味があると知ると、中川は「この映画にぴったりですね」と語り、「夢と幸福、愛と感謝だけ持って生きていきたい」と冗談混じりに話し、観客を笑わせた。
劇中のイルミネーションの中でのデートシーンの撮影エピソードを聞かれ、飯豊は「とにかく寒かった。音声部さんの持参したヤカンでお茶をつくってくれたのがおいしかった。それが忘れられない。その時に(中川と)初めて手をつないで緊張しました」と撮影の裏話を語った。
2人の背後にある階段は2月14日にしか登れず“恋のステップアップ”という意味があるという。ちょうど10年前のその日、祖母と登った事があると飯豊が思い出を語ると、「おばあちゃんと恋のステップアップをしていたんだね」と中川がツッコミ、会場に笑いがあふれた。
また、バレンタインの恋の思い出については中川が「ちょうど1年前の現場で迎えたバレンタインの日にまりえちゃんがブラウニーをスタッフ全員分作ってくれて、女子力(あるな)」と、飯豊のかわいらしい一面を明かす。
そのときのことを、飯豊は「たまたま実家に帰ったので手作りしました」と照れながら振り返った。
「甘いものって疲れているときは本当にうれしい、めちゃめちゃおいしかった。今日もスタッフさん全員の分作ってきてくれて、食べました。今日のブラウニーしっとりしてました!」と、中川は一足先にバレンタインの喜びを語った。
劇中で出てくるせりふでは、中川の“おまえが好きだ”がお気に入りだという飯豊は「ストレートに言われるとうれしい」と述べ、中川は「“365日一緒にいます”という飯豊さんの言葉はすごく力のある言葉で胸に突き刺さった」と、胸キュンシーンについて語った。
そしてバレンタインデーの思い出を聞かれ、飯豊は「小学生の6年間ずっと好きだった人にチョコをあげたら、そのお返しを他の女の子にもあげていて、悲しい思い出がある」と語り、中川も「年長さんのときに同じクラスの女の子からもらったら、原型をとどめていないぐらい溶けていた」と、そろって悲しいバレンタインの思い出を告白した。
「東京タワーが見える所で告白するのはすごい大人だなって。夜で、ちょっと寒いところで、というのがロマンチックでいいな」と中川は理想の告白のシチュエーションを語り、それに対し、飯豊は「頑張ってください!」と応援した。
さらに、飯豊は「女の子にとって特別な日、バレンタインだからストレートに“365日一緒にいます” と伝えた方がいいと思います」と劇中のせりふも交え、女性たちへアドバイス。「それで成功したら、一緒にこの映画を見に来て欲しいですね。そんなすてきなことはない」と、告知も忘れていなかった。
最後に中川は「大切な自分の好きな人、家族や友達との時間をあらためて大切に感じられる映画になっています。“キュン”は詰められるだけ詰めて、詰め放題にしました!
キュンキュンシーン満載で、心があたたかくなるような愛が詰め込まれた作品になっています。あした告白を成功させて来てほしいなと思います!」と、ファンにメッセージを送った。
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