「#エール」世界トレンド入り!山崎育三郎“久志”の歌う「栄冠は君に輝く」にも注目集まる
窪田正孝が主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。10月30日に放送された第100回では、戦争にまつわるつらい記憶にとらわれ歌うことをやめていた久志(山崎育三郎)の復活が描かれた。視聴者からは感動の声が上がり、Twitterで「#エール」が世界トレンドトップ10に躍り出た。(以下、ネタバレがあります)
約4分のフルコーラス 歌で魅せた心境の変化
戦時歌謡を歌ったことで戦後、人々から非難の目を向けられ、歌うことをやめてしまっていた久志。裕一(窪田)や鉄男(中村蒼)が何度励ましても、かつての元気を取り戻すことができずにいた。
第99回では劇作家・池田(北村有起哉)の説得で「夜更けの街」を歌うが、完全復活とはならず。裕一(窪田)が「やっぱりこの曲は久志の声で完成させたい」と「栄冠は君輝く」の譜面を手渡しても、首を縦には振らなかった。
楽譜を返すため、古山家を訪れた久志。裕一はそんな久志を強引に甲子園まで連れ出した。
裕一は「戦時歌謡に君を誘った。久志、苦しめてしまって、本当に申し訳なかった」と頭を下げ、「勝った人にも、負けた人にも、『頑張ったね、頑張ろうね、一生懸命な姿見せてくれてありがとう』って…。久志、君なら歌える。お前じゃなきゃダメなんだよ!」と、曲に込めた思いを久志に託した。
ボールを受け取った久志は、マウンドで静かに「栄冠は君に輝く」を口ずさみ始めた。その声はしだいに球場全体にこだまする力強い歌声へと変わり、やがて伴奏が加わって生き生きとした応援歌に。人々が高校球児たちを応援する歓声や映像が重なってフィナーレを迎えた。