――MVの監督もやってみたいとおっしゃってましたが。
プロデュース業にはすごく興味があって。この間もメンバー8人くらいでテレビの番組の企画を考えるみたいなのがあったんですよ。すごく楽しいなと思ったし、今までは自分のグループや自分をプロデュースすることが多かったですけど、違う誰かを輝かせてみたいっていう気持ちはあるので、MVは作ってみたいですね。グラビアのプロデュースもやりたいです。メンバーの体のことはよく分かってるので(笑)。
――プロデュースのことなら、秋元康先生に相談してみたり?
秋元先生に相談しちゃうと、似ちゃうじゃないですか。だから、あえてあまり相談したくなくて。でも、秋元先生だったらこういうことするだろうなっていうのはだいぶ分かってきたので、いいところは盗みつつ(笑)、オリジナリティーで勝負したいと思います。
――10月の卒業は延期になりましたが、確実にゴールは近付いています。今のお気持ちはいかがですか。
卒業が延期になっちゃって残念だなっていう気持ちもあるんですけど、延期になったからこそできたこともあって。昨日今日もファンの方と会うイベント(10月31日〜11月1日、愛知・AICHI SKY EXPOでの「現地でトーク会」)をさせていただいたんですけど、予定では10月5日に卒業してたので、そういうファンの方との会話もあまりできずに卒業しちゃってたはずなんですよ。
だから、それを考えると、ファンの方がたくさん「卒業前に会えてうれしかった」って言ってくださったので、そういう機会を作れたのは良かったなと思います。改めて自分が卒業するっていうことを実感しました。(卒業が)延期になってなかったらYouTubeをやろうという気持ちも、もしかしたら…なかったかも知れないですね。
――卒業を実感して、寂しくなってきたり。
あります、あります。すっごい寂しいですよ。自分の人生の半分をSKE48にいるので、それが当たり前の日常みたいな。SKE48でできているようなものなので、自分は。
――「卒業しないでほしい!」というコメントも上がっています。
そうやって言っていただけるのはうれしいですね。そう言われてるうちに卒業できて良かったなと思います(笑)。私自身も他のメンバーにSKE48を任せられるな、みんなの成長が見られてうれしいなと思ったときに卒業したいなと思ってたので、タイミング的にはちょうどいいのかなと思います。
SKE48は今、みんなが一つになっているのが感じられるし、私がお休みしていた時期でもSKE48は変わらずにどんどん進んでいったのを見ることができたので。切なくもあるけど、自分がいなくても大丈夫かなって思えるきっかけにはなったので、これからのSKE48が楽しみだなって思います。
――YouTubeチャンネルは卒業後も続けていきますか。
はい、もちろんです! 私が飽きるまで(笑)。
――ズバリ、登録者数はどれぐらいを狙いますか。
何年かかってもいいので、100万人は行きたい。金の盾が欲しいです!(笑)
取材・文=青木孝司
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