「MIU404」新井順子P、綾野剛&星野源への『ありがとう』<ドラマアカデミー賞・インタビュー後編>

2020/11/04 18:00 配信

ドラマ

「MIU404」の新井順子プロデューサーに制作の裏側を聞く後編

「MIU404」の新井順子プロデューサーに制作の裏側を聞く後編

「第105回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」では、警察の機動捜査隊の活躍を描いた「MIU404」(TBS系)が最優秀作品賞を獲得。同作を手掛けた新井順子プロデューサーに制作の裏側を聞いた。後編は、主演の綾野剛星野源をはじめ、魅力的なキャラクターを作り上げたキャストたちへの思いを語ってもらった。

【作品賞は「MIU404新井順子P『第8話のラストはPと脚本家のせめぎあいが…(笑)』<ドラマアカデミー賞・インタビュー前編>から続く】

綾野剛には「たくさん走っていただいて…」

――ドラマアカデミー賞・主演男優賞部門では綾野剛さんが2位、星野源さんが同じく3位でした。

お二人とも素晴らしい芝居をしてくれたことに感謝した上で、綾野さんには「たくさん走っていただいてありがとうございます」と言いたいです。陸上経験者で足が速いということで、毎回のように走らせてしまいました。最終回、屋形船に逃げ込んだ久住(菅田将暉)を追う場面では、船と並走する綾野さんが速すぎて、船のスピードを上げたくらい。とにかく走る姿がかっこいい。さすがでしたね。

星野源さんには、もうお腹いっぱいで限界なのに、何度もうどんを食べていただいて、ありがたかったです。何より、志摩をユーモアを持って演じてくださって、台本で読んだセリフの印象が、星野さんが演じるとまだ違う味わいになる。それがいくつもあって、リハーサルでお芝居を見るのが楽しかったです。

――ラスボスの久住を演じた菅田将暉さんは、助演男優賞部門3位でした。

菅田さんには「エセ関西弁をありがとう」と言いたいです。久住は最初の台本では標準語でしたが、(大阪府出身の)菅田さんがこの役を引き受けてくださったので関西弁に。普段、彼が話す大阪弁はナチュラルですが、久住になると嘘っぽい。そこが良かったですね。

伊吹と志摩が最後に対決する相手にふさわしく、クルーザーの上でずっと芝居をしているんだけど、見ていて飽きないのがすごい。志摩が駆け込んできたとき、久住が防毒マスクを着けているというのは菅田さんのアイデアで、あれは怖かったですね。効果的でした。

――そして、麻生久美子さんが助演女優賞を獲得しました。

麻生さん、隊長役をお願いしたときは「できないかも」とおっしゃっていましたが、こうして受賞したのだから、やれるということが証明されたわけです。ふだんの麻生さんは柔らかくとても可愛らしい方なのですが、撮影では桔梗が何かを考えている表情とか、第9話で「目の前だよ!」と指示を出すお芝居とか、かっこ良かったですよね。女優さんってすごいなと改めて思いました。

――他に印象に残ったキャストはいますか。

岡田健史くんと橋本じゅんさんはかみ合っているような、いないような感じで、対照的な二人なんですが、最後にはまるで親子のようになっていました。

岡田くんはデビュー作の「中学聖日記」(2018年、TBS系)では(出身地の)博多弁を話す役ではなかったので、今回はオリジナル作だし、博多出身にして博多弁を話す役にしようと。しかも、自分で方言監修までしてくれて…。博多弁をありがとう(笑)。橋本さんは本当に面倒見がよくて、現場を明るくしてくれました。生瀬勝久さんや大倉孝二さんのお芝居も面白く、現場でたくさん笑わせて頂きました。

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