石田ゆり子、佐藤浩市・西島秀俊との点灯式で「理想のクリスマスは心穏やかに静かに過ごしたい」
佐藤「西島くんとは居酒屋の客同士、ゆり子さんが女将さんで(笑)」
これまでにも共演経験のある3人だが、次の機会に演じてみたい役を聞かれると、石田は「お二人と一緒のときはいつもかわいそうな過去を持っていたり、つらいお話に参加することが多くて(笑)。今度はめちゃくちゃ笑える物語、3人できょうだいの作品とかやりたいですね」と回答。
続けて「西島さんとは何度か夫婦役をやってますけど、いつもかわいそうな奥さん役なので、次は強くてバカバカしい奥さん役をやりたいです」とも語った。
西島は「浩市さんとはいつも国の命運を賭けるようなシーンが多いので、次回はもっとさりげない日常系の作品でごはんを食べたりしたいです。ゆり子さんとも、夫婦の日常的な物語を…それを見てだれが面白いんだっていうのはありますけど(笑)、意外と面白いんじゃないですかね。ささやかな喧嘩をしたりとか」と願望を。
佐藤は「西島くんとは居酒屋の隣同士でしゃべってるような役で、女将さんがゆり子さんとかね。二人で恋の鞘当てをするという…もう話できちゃいましたね(笑)」と言って、笑わせた。
また、理想のクリスマスについて、佐藤は「僕は親しい仲間たちと過ごせればいいかな。今のご時世ではなかなか難しいけど」とコメント。
石田は「今くらいの時期からもうクリスマスという感じ。年の最後にあってその1年を無事に過ごせたことを感謝する期間がクリスマスだと思うので、心穏やかに静かに過ごしたいです」と答えた。
さらに西島は「僕も心穏やかに家族で過ごたいですね。子どものころ、母親がケーキを作るのを手伝ってたのを思い出します。当時は店で売ってるケーキのほうがおいしそうだなと思ってましたけど、今となるとまたやってみたいなと思いますね」と懐かしんだ。
最後に改めて、映画のアピールを振られた佐藤は「劇場で見ると、迫力に圧倒される映画だと思います。今の時代、そういうことで興奮することも難しくなってますが、是非映画館に足を運んでください」と言って、イベントを締めた。
取材・文=青木孝司
12月4日(金)より全国公開
出演=佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊
中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼
毎熊克哉、加弥乃、白石聖、庄野崎謙、金井勇太/大場泰正、野間口徹
財前直見 鶴見辰吾
原作=秦建日子
監督=波多野貴文
脚本=山浦雅大
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