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「東京ドラマアウォード」優秀作品の裏話が明らかに!「ROOKIES」の熱いエピソードも

2009/10/27 21:39

ドラマ「ROOKIES」からは小出恵介、桐谷健太、石丸彰彦プロデューサーが出席(写真左から)
ドラマ「ROOKIES」からは小出恵介、桐谷健太、石丸彰彦プロデューサーが出席(写真左から)

ことしで3回目を迎える「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2009」の一環として行われた「東京ドラマアウォード」でグランプリに選ばれたドラマ「アイシテル〜海容〜」('09年日本テレビ系、主演・稲森いずみ)と優秀賞の1つに選ばれた「ROOKIES(ルーキーズ)」('08年TBS系、主演・佐藤隆太)の制作者とキャストらが、20日、シンポジウム「ヒットドラマの舞台裏」を開催。「アイシテル〜海容〜」からは板谷由夏、佐野史郎、プロデューサーの次屋尚氏、「ROOKIES」からは小出恵介、桐谷健太、プロデューサーの石丸彰彦氏が出席した。

シンポジウムは各ドラマ1時間の座談会形式で、撮影秘話や出演者の当時の心境などが語られた。

「ROOKIES」は10人の不良学生が熱血教師の川藤幸一(佐藤)と出会い、野球への夢を通して更正していく姿を描いた熱血青春ドラマ。石丸氏は「どのドラマも真剣に作っていますけど、中でも『ルーキーズ』は中途半端に向き合うと大変なことになるなという思いがありました。手抜きをしたらあの11人に見られるんじゃないかと恐怖にさいなまれたことも(笑)」と打ち明けた。

そんな石丸氏に小出は「朝4時集合の撮影現場にプロデューサーが来るなんて、ほかのドラマではあり得ないこと。石丸さんが来るとみんなシュッとしてましたね」と思い出を。桐谷は「最終話の撮影では本当に泣きそうになって。でも、石丸さんが(役柄上)『お前は泣くな』っていう顔でにらんでいて泣けなかった(笑)。映画ではドラマの分も泣かせてもらいました」と語った。

熱く夢を追うというメッセージを発したドラマだったが、石丸氏は「次はグランプリを取るように頑張らないと。今は、小出くんと桐谷くんも出演しているドラマ『JIN-仁-』(TBS系)の撮影に全力を尽くしています。ぜひ見てください」とコメント。小出は「夢を夢と思ったら駄目。当たり前にできること、目標として取り組みたい」と話し、桐谷は「日本の映画、ドラマをもっと盛り上げていきたいし、世界にも出てみたい」と大きな夢を語った。

また、グランプリ受賞作の「アイシテル〜海容〜」の座談会では、少年が少年を殺害してしまうという重い内容のドラマだったことから、制作前は反対意見が相次いだと次屋氏が明かした。殺害された少年の母役を演じた板谷は「役者としてはやりたい役でしたが、私自身子どもがいますし、母の気持ちになると難しい役でした」と複雑な心境だったことを語った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

ドラマ「JIN-仁-」
毎週日曜 夜9:00-9:54 TBS系で放送中

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  • ドラマ「ROOKIES」からは小出恵介、桐谷健太、石丸彰彦プロデューサーが出席(写真左から)
  • ドラマ「アイシテル〜海容〜」からは板谷由夏、佐野史郎、次屋尚プロデューサーが出席(写真左から)
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