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熊木杏里、常に“心にある”のは「とにかく名作を作りたい、自分の中の最高の1曲を作りたい」<Interview>

2020/11/11 07:00

熊木杏里がインタビューに応じた
熊木杏里がインタビューに応じた ※提供写真


――そして11月21日(土)と22日(日)には、熊木さんにとって1年ぶりのワンマンライブ「熊木杏里コンサート #An_semble ~再会~/~再開~」が、東京・日本橋三井ホールで行なわれます。粋なタイトルですね。

「~再会~/~再開~」というキーワードは以前から温めていました。もちろんニューアルバムからの曲をバンドで演奏しますが、それとは別に、小人数のパフォーマンスも行ないます。中国でライブをしたときにも好評だった編成で、私がピアノを弾きながら歌って、森田くんがベース、純ちゃん(齋藤純一)がギターという3人でステージに立ったり、ドラム、ベース、ピアノの編成だったり。

ピアノ弾き語りも最近取り組んできたことなので、そこも頑張ってみたいなと思います。もうすぐリハーサルも始まりますし、今の自分ができることを、全部ここ(ライブ)でやろうという気持ちですね。

ライブができない時期が続いて私も我慢しましたけど、ファンの皆さまも我慢してくれてたんだろうなと想像しています。気持ちをわかちあえるようなステージになれたらと思います。

――コロナ自粛に飽き飽きして、街に出て、良いものに触れたいと思っている人はいっぱいいるはずです。コロナ禍の中、熊木さんのライフスタイルにも変化がありましたか?

大きくは変わらなかったですね。曲を作る時も基本ずっと家にいるので。「家にこもっている」という意識が、私にはあまりないんです。曲をずっと作り続ける日々でした。Zoom飲みには誘われましたけど、やっぱり私は歌うことやライブをするのが楽しい。その気持ちにあらためて気付いた感じです。

――最後に、読者にメッセージをお願いいたします。

生きることをやめないでほしいと思います。つらいことが多いと気持ちも落ちていくし、死にたいと思う人も多くなる。でも、そうじゃなくて、楽しいこともいっぱいあるんだよって考え直してほしい。

このアルバムによって少しでも、自分が幸せでいる状態に気が付いてもらえたら、“なにが自分にあれば”自分がハッピーでいられるのかということを思い出してもらえたら。
それがあればきっと、これからも生きていけると思うんです。

◆取材・文=原田和典

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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熊木杏里 12ndアルバム『なにが心にあればいい?』
11月11日(水)発売
<初回限定盤>
価格:4800円(税抜)
<通常盤>
定価:2727円(税抜)
【公式HP】https://www.kumakianri.jp/

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