11月14日(土)放送の「人生の楽園」(毎週土曜夜6:00-6:30、テレビ朝日系)では、1932(昭和7)年築の洋館を受け継ぎ、カフェとして再生させた久保愛美さん(53歳)に密着する。
「霜月の弐 お母さんが守る洋館カフェ~東京・国分寺市」と題した今回。隣人の姉妹から歴史ある洋館を受け継ぎ、見事復元させ、今年10月にカフェをオープンした久保さんの日常と、そんな彼女を温かく応援する周囲の人々との交流を紹介する。
横浜市出身の久保さんは医療系大学予備校の職員として働き、当時通っていた夫と知り合い結婚。2人の娘が生まれた。その後、夫の勤務する病院に近い国分寺市に引っ越し、隣の洋館に暮らす80代の姉妹と出会った。
久保さん一家は次第にその姉妹と交流を深め、ともに食事をしたり旅行に行ったり、家族のように付き合うようになった。やがて姉妹が90代になると、久保さんは2人の介護も引き受けた。すると跡取りのいない2人から、土地と建物を受け継いでほしいとの申し出を受けるようになった。
家を大切に守り続けてきた姉妹の思いを知り、久保さんは引き受けることを決意するが、当時は家も敷地も荒れ果てていて、修繕するには1~2億円が必要なことが分かった。そこで一度は取り壊すことにしたが、市役所の担当者やインテリアの専門家などから建物の歴史的価値を聞き、また大工さんなどの協力も得て、建物を修繕して残すことにした。そしてその維持費を捻出するため、今年10月に「カフェおきもと」として広く人々に公開した。
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