<エール>志田未来・泉澤祐希ら“朝ドラファミリー”が注目集める!清原果耶・杉咲花…複数作出演で視聴者に親しみ

2020/11/14 08:00 配信

ドラマ

「あの世」の門番である閻魔様を演じた橋本じゅん
「あの世」の門番である閻魔様を演じた橋本じゅん(c)NHK

ゲストは演技巧者でなければ


朝ドラのゲストは演技巧者でないと務まらない。すでに出来上がった世界観のなかに溶け込まないといけないうえ、短い出番で役に説得力をもたせないとならない。メインキャストをもりたてつつ、できれば爪痕も残したい。それができるのは有能な俳優に限られる。

泉澤や志田のみならず、「エール」には、そういう巧者が多く参加してきた。閻魔様とオペラの演出家の二役をやった橋本じゅんはまさにそういう俳優だ。
たとえば、音(二階堂ふみ)がオペラの主役を降板しますと言ったとき、一回目をとじて困った感を出すところなんてさすが。短い滞空時間で実感が伝わる最大の表現。
橋本じゅんは「なつぞら」のアニメ制作会社の部長役が、27年ぶりの朝ドラ出演だった。27年前は「ひらり」(1992年度後期)。このとき、ヒロイン(石田ひかり)の姉の結婚相手になる医師の役で、渡辺いっけいと並んで注目されCMにも起用されたりしたほどだ。

「エール」ではほかに、松井玲奈(「まんぷく」)、北村有起哉(「わろてんか」)や片桐仁(「ゲゲゲの女房」)などがたのもしい存在に。彼らはまるで“朝ドラファミリー”の親戚のお姉さんやおじさん感が出てきた。後半登場しなくなって寂しい古田新太も、「あまちゃん」「とと姉ちゃん」でヒール的な存在を演じ、「エール」でも期待を裏切らないヒールぽさを演じたが、彼がやるとどんな悪人でも愛嬌がある。

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