坂東彌十郎が大河ドラマ初出演!息子役・小栗旬との共演は「何かのご縁」<鎌倉殿の13人 新出演者コメント>
歌舞伎俳優・坂東彌十郎が2022年に放送される大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)に北条時政役で出演することが発表された。
三谷幸喜が脚本を手掛け、小栗旬が主演を務める同作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時と、そんな彼を中心に鎌倉殿(鎌倉幕府将軍)に仕えた13人の家臣の姿を描く。
彌十郎は小栗旬が演じる義時の父・北条時政を演じる。
「ゼロから作りあげていきたいと思っています」
大河ドラマ初出演、そして連続ドラマ初出演となる彌十郎は、「五十数年前に父が何本か出させていただいいており、自分もいつか出られたらうれしいなと思っていました。今回ご縁をいただきその夢が叶い非常にうれしく思います」と出演の喜びをコメント。
自身の演じる時政については、「歌舞伎に登場する北条時政は、既に執権職に就いており怖い人物のイメージがありますが、今回はそれ以前から描かれているようで、はじめは権力とは無縁の田舎のいち豪族、そして何より主役の義時の父という重要な役どころです」と語り、「映像作品への出演経験が殆どない私ですが、歌舞伎での時政のイメージは全て消して、三谷さんとご一緒にゼロから作りあげていきたいと思っています。撮影が始まるのを今からワクワクして待っています!」と撮影に期待を寄せていた。
彌十郎は2019年6月に歌舞伎座で上演された三谷が作・演出を務めた「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち」に出演。
「本当に楽しい経験をさせていただいたので、今回もとても楽しみです。
とはいえ時政という大役にお声かけくださった三谷さんを裏切ることにならないよう、全てをかけて臨ませていただきます」と意気込みを語る。
また、息子を演じる小栗については、「小栗さんとは全くの初対面ですが、30年近く前にお父様と舞台の仕事をご一緒した事があります。
今回ご一緒させていただくことも何かのご縁と、緊張もありながら大変光栄に思っております」とコメントした。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は11月16日から5日連続、公式Twitter上で出演の発表が行われ、三谷は「小出しに、小出しに発表されるので皆さん楽しみに待っていてください」とコメントしている。
これまで小池栄子、片岡愛之助、松平健、佐藤二朗、中川大志、小泉孝太郎、南沙良、野添義弘、杉本哲太、山本耕史、横田栄司、辻萬長、宮澤エマ、阿南健治の出演が発表されている。
2022放送開始予定
NHK総合ほか
公式Twitter:@nhk_kamakura13