大泉洋、映画の台本がなかなか届かず「この映画、本当にやるのかなと思ってました」<新解釈・三國志連載>
「銀魂」シリーズ(2017年ほか)や「今日から俺は!!」(2018年ほか)など数々のヒット作を手掛ける福田雄一監督が、歴史大作「三國志」を基にオリジナル脚本で描いた「新解釈・三國志」。福田映画に初参戦となる大泉洋が伝説の武将・劉備役で主演を務め、福田組常連のムロツヨシが天才軍師として知られる孔明を演じた。
大泉「福田さんとはプライベートでは親交があって、ずいぶん前にゲラゲラ笑いながら『洋さんと一緒に“三國志”をやりたいんですよね』と言われてたんですよね」
ムロ「僕もその話は以前から聞いていました。僕が福田さんの下でドラマ初主演を務めた『新解釈・日本史』(2014年TBS系)のときから言っていたので、今から5、6年ほど前ですね」
大泉「『ずっとぼやいてる劉備って、最高じゃないですか?』と言うから、僕も『面白そうだね』と答えたんだけど、そこから何の音沙汰もなくて。その後、正式な出演オファーをいただいてからも全然台本が届かないので、この映画、本当にやるのかなと思ってました」
ムロ「僕もその頃から福田さんに『ムロくんには孔明をやってほしいんだ』と言われていたんですけど、孔明といったら天才軍師で、めちゃくちゃできる人じゃないですか。そうしたら『(この映画の孔明は)できそうに見えて、全然できないんだよ。だからムロくんにピッタリなの』と言われて(笑)。しかも、『新解釈・日本史』の第1回で演じた坂本龍馬もそんな感じで、福田さんの中での僕のイメージは間違っていると思うんですよ」
大泉「ムロくんは何もやらないヤツで、俺はずっと文句を言っているイメージなんだよね(笑)。でも、今回のぼやきっぱなしの劉備はやりにくいところは一切なかったな」
ムロ「残念ながら、僕もです(笑)」
映画「新解釈・三國志」
12月11日(金)全国東宝系にて公開
【HP】shinkaishaku-sangokushi.com
【Twitter】@new_sangokushi
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