<先生を消す方程式。>田中圭“義経”と山田裕貴“頼朝”、狂気の演技対決で衝撃すぎる展開へ
田中圭と山田裕貴が共に見せた狂気の演技
呼び出された場所に現れた義澤は、朝日にナイフを突きつけている刀矢に向かって「どうぞ殺してください!」と言い放った。義澤の真の目的は、罪を償わせるために、朝日が刀矢らの前で自分が犯人であると言った音声データを受け取ること。事前に弓、薙、力に依頼していたのだった。
しかし、朝日はその現場にひそかに来ていたクラスの生徒の1人、伊吹命(秋谷郁甫)を人質にして音声データを奪い返そうとする。怒った義澤は「俺の生徒に手を触れるな!」と、朝日を何度も殴りつけた。
そして命と帰ろうとしたとき、落とし穴に落ちそうになった命を助けて、義澤が倒れる。すると朝日は「神様がチャンスをくれた」と言い、ナイフを義澤の胸に突き刺した。
最後は朝日に促されて刀矢らが義澤の死体を埋め、「こうして僕はこの日、彼らに消され、35歳の生涯に終わりを遂げた」という義澤のナレーションで終わった。
音声データを手にした義澤が恋人の名前を叫んで笑い声を上げる様子は、長い年月をかけてようやく追いこんだ執念と狂気を感じ、ゾクゾクさせる見事な田中の演技だった。一方、山田も躊躇なくナイフを突き刺す朝日の狂気を表現し、2人の俳優の見応えある演技に引き込まれた。
視聴者からはその演技に対する称賛のほか、衝撃的なラストに「主人公死ぬってあり?」「まさかすぎた」「来週からどうなるの」といった、戸惑いの声が上がった。