長瀬智也主演×宮藤官九郎脚本の新ドラマに桐谷健太、西田敏行ら出演決定! 「今回もいいキャッチボールができるんじゃないかと」
平岩紙コメント
宮藤さんの脚本は、隅々の登場人物までに愛情があり、みんなかわいく、面白いことを言ったりします。そんな優しい脚本を演じさせていただけることは毎回うれしいです。
主演の長瀬さんは、心根がきれいで真っすぐな方なんだろうなあと勝手に尊敬しております。率直にうれしいです!
私は長瀬さん演じる寿一の離婚した妻・ユカを演じます。寿一の人生の上で枝分かれした、もう一つの道のエピソードなので、関係性がこれからどうなっていくんだろう? と楽しみにしています。
ユカについては、年齢的にも人生経験的にも、想像も共感もしやすいです。それに関西弁なので大阪出身である自分にとっては、より近い存在になれるように思います。
脚本を読ませていただき、想像しただけで、もう、いろんなことが豪華ですし、絶対面白いやん!て、ニンマリしてしまいます。想像以上になるんだろうなあ。どのシーンも楽しみです。なので、視聴者の方と共に毎週楽しみに視聴したいと思います。よろしくお願いします!
西田敏行コメント
宮藤くんの脚本は既成概念を取り払い、役者の気持ちを泳がせてくれます。既成の何かを演じるのではなく、何もないゼロの状態から役を作らなければいけない…そこが魅力でもあり、演じることが楽しみな脚本家です。
長瀬くんとは、長瀬くんがまだ10代のころ「竜馬がゆく」(1997年、TBS系)というドラマで共演したことがあって。そのとき驚いたのが表現者として一番大事な目力を持っていたこと。だから長瀬くんと共演すると自分も刺激を受けることが多いんです。
素晴らしいポテンシャルを持った役者なので、今回もいいキャッチボールができるんじゃないかと期待しています。
今回、僕が演じるのは能楽の人間国宝・寿三郎。彼は日本の伝統芸能を支えていく責任を持っていると同時に、そこから解放されたいという自由を求める気持ちも持っているんじゃないかと考えていて。縛りとゆるさを併せ持ち、頭の中はカオス状態になっている男を早く演じてみたいです。
いまや学者や有識者にも先が見えない時代に突入しました。そういうときこそ、フィクションを大事にして、楽しんでいただきたいと思います。そこにはきっと“力”が潜んでいると思うので、ぜひこの作品をご覧になり、エネルギーにしていただきたいですね。