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<人生の楽園>幼い頃に母と食べた焼き芋の味が忘れられず、つぼ焼き芋店を始めた男性とその家族に密着

2020/11/28 11:05

つぼ焼き芋店を開いた橋詰純一さん(66歳)と、妻の京子さん(65歳)
つぼ焼き芋店を開いた橋詰純一さん(66歳)と、妻の京子さん(65歳) (C)テレビ朝日

11月28日(土)放送の「人生の楽園」(毎週土曜夜6:00-6:30、テレビ朝日系)では、定年を機につぼ焼き芋店を開いた橋詰純一さん(66歳)と、妻の京子さん(65歳)に密着する。「霜月の四 夢舞い上がるつぼ焼き芋~群馬・伊勢崎市」と題した今回。幼い頃に母に連れられて食べた青果店のつぼ焼き芋の味が忘れられず、つぼ焼き芋店を始めた純一さんと妻の京子さんの日常と、そんな二人を温かく応援する家族や地域の人々との交流を紹介する。

舞台は群馬・伊勢崎市


伊勢崎市に生まれた純一さんは高校卒業後、地元の公営競技の仕事に就いた。そして24歳のときに京子さんと結婚し、2人の子どもが生まれた。その後50代になり定年退職を意識し始めると、純一さんは幼い頃に冬になると母に連れられて青果店で買ってもらった、つぼで焼いた芋の味を思い出し、自らも作って販売したいと考えるように。

そこで、57歳で畑を借り、まずはサツマイモの栽培を試行錯誤しながら始め、定年1年前には「つぼ焼いも・夢座屋」を開き、週1日だけ自宅の庭先でつぼ焼き芋を販売した。すると、純一さんのつぼ焼き芋は評判となり、定年退職後にもっと広い畑を借りようと探したところ、元同級生が畑や家屋、農機具倉庫まで貸してくれることになった。

そうして2015年10月、純一さんは農機具倉庫をつぼ焼き芋の加工場と店舗に改装し、新たなスタートを切った。

純一さんのつぼ焼き芋は、ねっとりとした甘さが自慢。そのため収穫したサツマイモ・紅はるかは、高温多湿の環境下で表皮下に層を作る“キュアリング”という工程を経て、3カ月以上熟成して糖度を高める。そしてつぼの中で約1時間半かけて炭火でじっくりと焼く。そうして焼き上がったつぼ焼き芋は、表面に蜜があふれ、中はしっとりスイートポテトのような食感で、地域住民にも人気だ。

純一さんは2年前に長男も引き込み、京子さんとともに家族総出でつぼ焼き芋を焼いている。そんな純一さん一家に周囲も協力を惜しまない。友人が厨房の内装を手掛けてくれたり、廃棄寸前の加湿装置や冷蔵装置を修理して調達してくれたり、力を貸してくれる。

また純一さんの趣味が熱気球。30代の頃に偶然見かけた熱気球に興味を持ち、パイロットのライセンスを取り、地域の仲間と熱気球クラブも立ち上げた。

一方、京子さんの趣味はバイク。40代で免許を取得し、60代になってから本格的に乗り始め、地域の仲間とツーリングを楽しんでいる。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「人生の楽園」
毎週土曜夜6:00-6:30
テレビ朝日系で放送
※11月28日(土)は#1007「霜月の四 夢舞い上がるつぼ焼き芋~群馬・伊勢崎市」

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  • つぼ焼き芋店を開いた橋詰純一さん(66歳)と、妻の京子さん(65歳)

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