石原さとみ主演の新春ドラマ「人生最高の贈りもの」に寺尾聰、向井理ら出演

2020/12/08 11:00 配信

ドラマ

「人生最高の贈りもの 」の追加キャストが発表された(C)テレビ東京

寺尾聰コメント

俳優という仕事をしていてもそうしょっちゅう出会えるわけじゃない、10年に一本出会えたらラッキーだというくらい良いシナリオで、久しぶりに鼻をすすったし、読みごたえを感じました。今日本でトップ中のトップの岡田惠和さんという作家と仕事ができるのがうれしいです。

そして、石橋冠監督という日本のテレビドラマ界で特質すべき素晴らしい監督と、この作品で再会できたことも非常にうれしく、この作家とこの監督のタッグと考えたときに、どんな役でもこのドラマに出たいなと思ったし、僕にとっていろんな意味で他の作品とはちょっと違う思いが込められています。

石原さんは以前から、「どんな女優さんかな?」と注目していたので、今回初共演で親子役と聞いて、一緒に芝居をできることを楽しみにしていました。実際にやってみると、とてもよかった。表情も豊かで、演技も自然だった。やっているうちに「本当の父娘」のような気がしてくるほどでしたね。

特番ドラマという限られた時間や制約がある環境下で、「余命いくばくもない娘とその父親」という、胸を鷲掴みにされるような状況や「親子」の絆をどう表現したらよいか難しくもありましたが、見てくれる人の胸をギュッと掴む演出をしてくれる石橋監督に応えるように私たち俳優陣も精一杯演じたので、お客さんの期待に応えられるだけのものができあがるというふうに確信しています。 このドラマを見たお客さんに、作品のタイトル通り「これが最高の贈りものですよ」って渡したいな、そんなふうに思えるドラマです。

向井理コメント

初めて台本を読んだとき、少しファンタジーのような印象で、現実的な話なのにどこかメルヘンチックな感じがしました。視聴者の皆さんに、お芝居を通して親子の関係や夫婦の関係、それぞれの関係を伝え、この作品の何か不思議なあたたかさを感じてもらえたらいいなと思います。

僕は見るのもお芝居するのも今回のようなヒューマンドラマが好きなので、その分難しかったです。ただ台本を読んでいけば成立するものじゃなくて、いろんなシーンの積み重ねで出来上がるものなので、本当にチームプレーだなと思いました。石原さんとご一緒するのは初めてだったんですが、本読みの時から話しやすいと感じていましたし、不安はあまりなかったです。とても説得力のあるお芝居を自然にされていて、僕自身も自然と繁行を演じることができました。