小芝風花主演の土曜ナイトドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年1月23日[土]スタート 毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)に、工藤阿須加、田辺誠一、富田靖子、橋爪功が出演することが決定。小芝演じる主人公・清水萌子美の家族を演じる4人が、作品の見どころなどを語った。
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」は、他の人とは違う“感覚”を持つ萌子美が、自分らしく生きようと勇気を持って新たな一歩を踏み出す姿と、彼女を支える家族の心情を描いた作品。
小芝は、縫いぐるみや石、植物など、感情を持たないとされている“モノ”の気持ちが分かってしまう、繊細な感覚を持つ難役に挑む。
工藤が演じるのは、他の人とは違う“感覚”を持つことで自分の殻に閉じこもりがちな萌子美を心配する兄・俊祐。妹思いの反面、人には決して言えない一面を持っている。
田辺は、優し過ぎるが故に、家庭で存在感が薄い父・伸寛役。家族を思う一方、仕事で転機を迎えた男性の心情を、田辺が静かな佇まいの中に説得力を持たせて体現する。
さらに、娘を心配するあまり過干渉になっている母・千華子役の富田は、新たな母親像でさらなる新境地を開き、家族の間に波紋を起こす母方の祖父・須田観役の橋爪功は、孫娘の元に突然現れた祖父をひょうひょうと演じながら、物語に奥行きを与えていく。
萌子美の家族は、兄の俊祐(工藤)、父の伸寛(田辺)、母の千華子(富田)と、誰もが萌子美の行く末を心配しつつ、一見穏やかに暮らしてきた。
だが、萌子美が「自分らしく生きたい」「変わりたい」との思いにかられ、気持ちをはっきり示すようになったことで、家族1人1人が抱える問題が露呈。
さらに、長い間音信不通だった千華子の父・須田観(橋爪)が突然、萌子美たちの前に現れ同居することに。この出来事も、家族の生活に変化を起こすきっかけとなる。
萌子美たち一家には、小さなさざ波のようにいくつかの問題が押し寄せ、やがてそれが家族の絆さえ壊しかねない事態を引き起こす。家族だからこそ助け合えるのか、それとも家族だからこそ分かり合えないのか。
どんなに苦しい状況に置かれようとも、自分を信じて歩みを止めない萌子美は、大切な家族が抱える問題が明らかになったとき、どんな行動を取るのか。萌子美の家族を思う気持ちが、視聴者の心に爽やかな涙と感動を届ける。
演技派がそろった家族役の共演者について、小芝は「皆さんと一緒にいると、とても平和な家族に見えると思います!」と笑顔を見せる。
さらに、「その中でお母さんが過干渉だったり、お父さんがお母さんにエネルギーを吸い取られていたり、お兄ちゃんも爽やかで評判が良いのに実は…という設定があったり。おじいちゃんもちょっと変わっているんです(笑)。すてきな皆さんが演じることで、家族1人1人の個性やギャップがさらに際立つはずです」と家族のシーンを撮ることを心待ちにしている様子。
最後に、「家族役の皆さんと面白いドラマを作っていきたいです!」と意気込みを語った。
ほか、俊祐が切り盛りする花屋の店員役として水沢エレナ、内藤理沙の出演も決定。依田涼音(水沢)と桜井真由(内藤)も萌子美と知り合ったことで、それぞれの人生がゆっくりと変化していくことに。涼音と真由は、家族とは違う立場で萌子美の成長に関わっていく。
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