鈴木福が同世代の棋士・藤井聡太を演じる！「動画を見て練習しました(笑)」

安田顕主演で12月20日(火)に放送される特集ドラマ「うつ病九段」(夜9:00-10:30、NHK BSプレミアム)の新たな出演者が発表され、実在の羽生善治をナイツの土屋伸之が、藤井聡太を鈴木福が演じることが発表された。同作は、先崎学氏の実話を基にした同名著書が原作で、将棋連盟で広報を担当していた先崎は、将棋界の不祥事の対応や映画の監修の合間に盤面に向かう、休みのない日々を送り、うつ病を発症した先崎(安田)が家族に支えられながら、立ち向かう姿を描く。

羽生を演じることになった土屋は「『永世七冠』で将棋の歴史を塗り替えた最強の棋士であると同時に、日本一偉大なメガネ人『永世メガネ』の称号を持つ羽生善治さんを演じさせて頂くというのは、我々メガネ芸能人にとって最も栄誉な事であります」と喜びを語った。

藤井と同世代の鈴木は、演じたことを「監督からは似ていると言われ、撮影でもより寄せられるよう動画を見て練習しました(笑)。少しのシーンでしたが、将棋の練習もしてすごく楽しかったです」とコメントを寄せた。

制作統括の磯は、キャスティングの理由を「単なるモノマネではなく、羽生さん、藤井さんのとても人間臭い部分、温かくどこかユーモラスな感じが、芝居からにじみ出てくると良いなと思いお願いしました。今年も大いに盛り上がった将棋界、その1年の締めくくりにドラマを楽しんで頂ければと思います」と語った。