新型コロナウイルスの影響で“巣ごもり需要”が増え、ますます生活に浸透してきている印象があるサブスクリプション型有料動画配信サービス。Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Paraviなど多くのプラットフォームがしのぎを削る中、U-NEXTは独自路線の動画ラインナップで他社と差をつけようとしている。
日本の動画配信の“パイオニア的存在”
U-NEXTは、株式会社USENが基となり、2007年に動画配信サービスをスタートさせた日本の動画配信のパイオニア的存在。2010年に日本進出したHuluや、2015年に日本進出したNetflixとAmazonプライムビデオ、2018年からサービスを開始したParaviなどと比較してもそのサービス開始の早さは圧倒的。
そして今、コロナ禍を背景に会員数も成長。7月に発表された「動画配信ビジネス調査報告書2020」(インプレス総合研究所)でも、国内シェアを第4位に伸ばし、USEN-NEXT HOLDINGSの2020年8月期第3四半期決算でも、U-NEXT事業の収益が前年同期比で34%増加したとされている。
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