<おちょやん>杉咲花いよいよ登場!毎田暖乃&中須翔真の退場に「寂しい!」の声
杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。12月11日放送の第10回は、2週間にわたって描かれた子ども時代の最終日。千代(毎田暖乃)と一平(中須翔真)それぞれに見せどころがあり、大人顔負けの繊細な演技で視聴者を魅了した。(以下、ネタバレがあります)
活き活き演じる一平に、千代は…
“大阪のおかあさん”として人気を誇った往年の名女優・浪花千栄子をモデルに、その波瀾万丈の人生を人情味たっぷりに描く「おちょやん」。第2週(12月7日[月]~12月11日[金])「道頓堀、ええとこや~」では、幼少期の千代が女中修業を始める展開が綴られた。
父を亡くした一平と、家族が夜逃げし、自分も奉公をクビになってしまった千代。第10回では、そんな2人がそれぞれ再び前を向いて歩きだす姿が描かれた。
父であり座長・天海(茂山宗彦)の急死で9歳にして天海天海一座の座長を務めることになってしまった一平は、気丈に舞台に立っていた。
天海とともに一座を引っ張ってきた須賀廼家千之助(星田英利)が天海の分まで一人二役で演じ、再び幕を開けた一座の舞台は大評判。千之助の無茶な早替えが笑いを誘い、幽霊となって現れた父(千之助)が一平を抱きしめる場面は、一座の事情を知る人々の涙を誘った。
天海が生きていた頃の嫌々の演技とはがらりと変わり、活き活きと演じる一平に、千代も身を乗り出して笑い、父との抱擁シーンでは涙も浮かべて見入っていた。