――衣装も特徴的ですが、着られてみていかがでしょうか?
初めて見たときは、僕のイメージ通りで驚きました。衣装の下に来ている、肩幅を大きくするための特別なアーマーみたいなものがあるのですが、それをつけると、“男心”といいますか、少年の頃のワクワクする気持ちがよみがえってきますね(笑)。変身ベルトみたいな(笑)。
先ほどの話にもショッカーが出てきましたが、戦隊ヒーローとかが大好きなので、バックドアーズの衣装を身につけると、変身したような気持ちになります。
――バックドアーズの演技や動きなどを、ダンスの振り付けのように、事前に準備されることはありますか?
バックドアーズの動きは、現場でディレクターの方と動き方やキャラクターの位置とかを確認して、相談しながら見つけていきます。
普段のダンスのように鏡で見て準備をしたことはあまりなく、今のところは自由に、事前に決めた歩き方や手の動きなどの中から、ストーリーにあわせてその場で動きを考えるという感じです。
その場面や場所に合わせて、色んな現れ方をして追いかけて、見失って…というさまざまなパターンを現場で考えています。
――バックドアーズを演じる上で気を付けているところや、普段のダンスとの違いなどはあるのでしょうか。
なるべく瞬きをしないように、人間っぽくはならないようにしようと意識しています。表情もあまり作らず、少しデジタルな世界のものをイメージしてもらえるようにしています。
普段のダンスは、大勢のお客さんに対して“見せようという”気持ちで表現しているのですが、演技は相手との対面でのやり取りなので、バックドアーズを演じているときは、常にてれび戦士を追いかけて、“捕まえるぞ!”という気持ちで挑んでいますね。
――てれび戦士の皆さんと撮影の合間にお話しされている姿がとても印象的でした。共演されてみての印象はいかがでしょうか?
とても仲良くしてもらっています(笑)。演じているときは、みんな「こわっ!」って素直に反応してくれるので、「そんなに怖いんだ…」って改めて感じます(笑)。あとは、待ち時間などに、バックドアーズの手の動きを真似してくれたり、とても反応が良くてうれしいです。
マネジャーとも話していたのですが、少しませているところもあるのですが、僕に対してもたくさん話しかけてくれるので、みんなとてもピュアだなという印象です。
ダンスのレッスンの時にも「わかんないー!」って恥ずかしがらずに、素直に表現してくれて、打ち解けるのは早かったように思います。
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