＜貴島明日香＞“あすかさんち。”ASMR収録に密着！「自分の出している音を鮮明に聴けるのは楽しい」

芸能一般インタビュー

2020/12/15 08:00

――「あすかさんち。」収録、お疲れ様です！

前回まではYouTubeチャンネル開設前の収録だったので、ファンの皆さんがどんな反応をしてくださるのか分からない状態でした。
でも今回は、皆さんの反応が分かってからの収録なので、また新しい気持ちで取り組むことができています。

――ファンの皆さんからのコメントでうれしかったものは？

「素が見られて良かった」と言っていただけるのはうれしかったですね。私は結構自由な性格ですし、お酒が好きだし、ゲームも好きなので。

――確かに、「24時間、365日輝いているファッションモデル」的な貴島さんとは違う一面を見ることができます。

全然キラキラしていないんですよ(笑)。でも、今まで結構“真ん中を生きてきた”というか、イメージが固定されていたところはあるかもしれませんね。
私がYouTubeを始めたのは、自分の殻を破りたかったからというのもあるんです。新しい自分を知ってもらえるということで、YouTubeを始めて本当に良かったと思います。

――「ZIP！」ファミリーからの反応はいかがですか？

父親にドッキリを仕掛ける回(「プロポーズされました」とお父さんにLINEしたら、心が痛む結果に…)があるんですけど、気象予報士のくぼてんきさんが「僕も父親だからあれを見て感動したよ。泣いたもん」とおっしゃってくれて。

自分を知っている人に見てもらえるのは恥ずかしいんですけど、そういう声をいただけるのはありがたいですね。

――今回はASMRでの収録でしたね。

ASMRでの収録はこれで2回目ですが(1回目は「【ASMR】ハイボール飲みながらパリパリ音ランキング【音フェチ】」)、正直言って1回目の収録前まではあんまり知りませんでした。
いろんな方の動画を拝見していくうちにいいなと思うようになって、実際にやってみたら本当に良かった。自分の出している音を鮮明に聴けるのは楽しいです。

――週に4回ほどのハイペースでアップされているので、アイデア出しも大変なのではと思うのですが…。

スタッフの皆さんと考えているところもあるし、自分で提案したり、その時によります。ギャルメイクの回(「ギャルメイクしたら、キャラが変わってしまいました。」)は自分で考えましたね。

――今回はクリスマス・パーティーという設定でした。

一緒にパーティーをしているような雰囲気になってもらえたらと思って収録しました。自分自身も楽しんで撮影しましたから、アップされたときはぜひ見ていただければと思います。

――実際のクリスマス・パーティーの思い出はありますか？

仕事もあるのでそんなにクリスマス当日にパーティーをしたことはないんです。上京前、かぶりものをして家で鍋をしたりとか、好きな友達と遊ぶ中でかぶりものをしたりして楽しんだことがあるぐらいかな。

でも、「ZIP！」の皆さんとは、クリスマスのちょっと前に、毎年プレゼント交換会をしているんですよ。反省会の後に、予算を3000円ぐらいに決めてみんなで持ち寄ったプレゼントを音楽にあわせて回していって、音楽が止まったところでその人の手元にあるプレゼントをもらえる。

ネタのような面白いものを持ってくる人や、すごくいいものを持ってくる人もいて、予想がつかないんです。今年も楽しみにしています。

――2020年もあとわずかですね…。

私にとっては意義のある1年でした。おうち時間が増えたということもあって、大好きなゲームをしたり、猫と一緒にいる時間も多くなった。

OPENREC.tvで「貴島明日香のげーむちゃんねる」を持っているんですけど、それも私のゲーム好きをフィーチャーしてくれるからこそ。
自分の好きなことを仕事につなげることができて、世界がすごく広がりました。

「ZIP！」の皆さんと毎日のように顔を合わせて、話を共有できたのも励みになりました。新型コロナウイルスが収まっていない大変な中で「頑張ろう」と話し合うだけでも、モチベーションが上がるんです。

――「ZIP！」への登場も、3年以上続いていますね。

本当にタフになったと思います。収録のある日は、夜9時就寝で、朝の3時15分に起きるんですが、ときどきゲームに熱中して睡眠時間が3時間ぐらいになってしまうこともあります。

――今後、取り組んでみたいことは？

いつも新しいことに挑戦していたいですね。テレビドラマ「社内マリッジハニー」(毎週木曜夜0:59-1:29ほか、MBSほか)では初めて役名のある、しかも物語のキーを握る役を頂けてうれしかった。

今度はそれとはまったく反対の役にもチャレンジしてみたいし、とにかく、「貴島明日香はこうなんだ」という先入観が裏切られるような、全然違う印象を見せていけたらと思います。

◆取材・文＝原田和典