2021年1月9日(土)に「市川海老蔵に、ござりまする 2021」(夜10:00-10:54、日本テレビ系)が放送される。第8弾となる今回は、十三代目市川團十郎白猿、長男・勸玄の八代目市川新之助のダブル襲名が放送される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、3カ月に及ぶ襲名公演は延期に。海老蔵は、白紙のスケジュールに戸惑いながらも、立ち止まらずにコロナの障壁をしなやかに受け止めていた。そんな家族と仲間を守るべく奔走する姿に密着する。
緊急事態宣言の解除後、取材班が海老蔵の自宅に入ると、海老蔵一家はステイホーム中に日課となっていたYouTube配信を行っていた。終始ノリノリの勸玄、時に渋りながらも楽しげな長女・麗禾。
すっかり一家の新しい日常となった日々の配信は、舞台が中止になる中、ファンや社会とつながる新たな海老蔵なりの試みでもあった。「團十郎白猿になったらできなかった。海老蔵のうちにできることをとことんやる」と、コロナ禍に動じることなく、前向きな姿を見せた。
コロナ禍で次々と中止になるイベント。それは、歌舞伎も例外ではなかった。仕事がなくなった若手俳優やスタッフは、アルバイトをして生計を立てていたという。
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