AKB48は11月30日に警察庁生活安全局長より特別防犯支援官を委嘱され、SOS47のメンバーに加わった。
委嘱式で委嘱状を受け取った向井地美音は「今回、いろいろ勉強する中で特殊詐欺はこれだけ悪質なんだなと感じました。私たち若い世代がたくさん発信していくことで、大切なおじいちゃん、おばあちゃんを守っていけるように頑張りたいと思います」と決意を表明。
それに続いて武藤十夢も「また、安易に犯罪に加担する若い世代の人たちも多いと聞いています。そのようなことに関わることのないよう、今後、SOS47のメンバーの一員として、私たち若い世代だからこそ発信できることをしていければいいなと思っています」と思いを伝えた。
杉良太郎が「前回、勉強会をした時に若い人たちからの意見、アイデアがしっかりしていて、あらためて若い人たちの意見をたくさん取り入れた方がいいと思いましたので、今回加わっていただきました」とAKB48がSOS47に新加入した理由を話すと、向井地は「私たちAKB48は人数がすごく多いですし、チーム8は各都道府県から一人ずつ代表でメンバーがいるので、SOS47とも共通する部分があると思っていますので、各県を代表して日本全国いろんな方に発信していきたいです』とコメント。
続けて「まずはメンバー自身のおじいちゃん、おばあちゃんといった身近なところから守っていく、気に掛けていくことを積極的にやっていきたいです」と若い世代だからできること、AKB48だからできることをやっていきたいとアピールした。
一方、武藤も「特殊詐欺、オレオレ詐欺はご高齢の方が被害に遭われるイメージがあったんですけど、最近は若い人も巻き込まれることもあると聞いたので、私たちも意識を高めて、周りの人たちを守れるような活動をしていきたいです」と意気込みを語った。
その後、向井地と武藤は他のSOS47のメンバーたちと一緒に代々木公園に移動し、「STOP!オレオレ詐欺」の横断幕を持って歩いて特殊詐欺の注意喚起を呼び掛けた。
◆取材・文・撮影=田中隆信